広くて丈夫な階段



本日は、ROOMSで代々木体育館にいました。

あの体育館の空調、すごいです。

明和電機の展示コーナーが、ちょうど空気の対流の谷にいるせいか、

ビュービュー風が吹いている。

まるでタイタニックの船先にいるようです。

寒かったわー。

で、その豪風の中、テストモデルで届いたオタマトーンを使って、

商品プレゼンしてました。うけてましたねー。

さて、そんなオタマトーンですが、アイデアの出発点となったのは、

ワンワンと鳴く犬の笛、「チワワ笛」

Otama

これの頭の部分だけを独立させて、

ワンワンではなく、「ギャハハ!」と笑うオモチャは作れないか?

というアイデアになった。

(ワッハゴーゴーに似てますね)

Otama_1

そして、なぜか、ここからさらにアイデアが広がって、

「わきの下をくすぐったら、ゲラゲラ笑うキーホルダー」

というのになった。

名前は「Mロボ」。

されるがままだから。

Otama_4

もし、このアイデアで止まっていたら、オタマトーンは生まれず、

僕は今ごろ、「Mロボ」を一生懸命プロモーションしてたかもしれない。

YOUTUBE  に 必死でわきの下をくすぐる映像をアップしてたかも。

でも、このアイデアは、

「・・・ないな」

ということで、ボツになりました。

アイデアを考えすぎると、ちょうど高い階段を作って、

一人でどんどん登るような状態になる。

すると、下界から見るとその場所が高すぎて、みんな登る気がしなくなる。

みんながおもしろい!と思うものは、二段、三段くらい上。

そのぐらいの高さで、みんなが登れる広くて丈夫な階段を作ることが、

大事なんですね。

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