世界はいつも僕のプランを待っている。

本日は松蔭さんの料理ショーでした。おいしい韓国鍋をいただきました。ごち。

食後のばばかよさんとのフリートークで、松蔭さんが、「次の個展で、現代美術作家として脚光を浴びる以前に考えていた、高校生とか中学生のころのアイデアを作品にしてみる」ということをおっしゃっていたのが印象に残った。

未来というものを夢を持って語れなくなった現在。いったい自分は何を作るべきなのか?を、素直に素直に探求してみた答え。

自分に振り返ってみて、明和電機を始める前の、大学時代や高校時代に何を作ろうとしてたかな・・・・って考えた。意外にトキメキをもってよみがえるのは、アートではなく、バンド活動をやっていた音楽の方だ。バカみたいに繰り返し聞いた曲。泣いて先生に講義した学園祭。学校をさぼってバンドの友達と言った喫茶店。大きくなったこうなりたいぞと夢を語り合った下校の道。

見たことがないもの、やったことがないことを初めて試すときのドキドキ。

人生を重ねると、未知の世界が減っていく・・・・・という風に信じ込んでしまう。本当は未知だらけなのに。そうした方が失敗する確率が減るからね。

失敗してもいいから、新しいことをやりたいな。

「世界はいつも、僕のプランを待ってる。」

そう思って生きていたい。

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