アルスエレクトロニカで 泥酔。

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昨晩はブルックナーハウスで、アルスエレクトロニカのメインイベントである「GALA」と呼ばれる授賞式でした。2003年に明和電機はこの受賞式で、いわゆる「盛り上げ隊」としてパフォーマンスをやったんですが・・・

 

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今年の盛り上げて隊はこれ!マシトミンで活躍する高橋くんが作った自動拍手マシーン!絶妙なタイミングで動くこの機械に、会場じゅうが苦笑と失笑と爆笑にミックスジュースになってました。

 

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そしてもう一つの盛り上げ隊はオープンリールアンサンブルのみなさん!キュートなメロディーと和田くんの笑顔に、会場が大うけしてました。

 

今年の受賞作品は、国際情勢やネット環境の進歩による社会変化などをふまえた作品が多く、かなり批評的でした。アートの役割として、既存の社会システムを越えていく、というのはあると思いますが、日本人が感じる以上にヨーロッパのアートはそれが強く、ふと息が詰まる思いがしました。そんな中で、日本人アーティストのみなさんの純粋に楽しい「盛り上げ隊」は、アルスエレクトロニカの良いバランスになっているのかな、とステージを見て思いました。

 

 

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さて、授賞式のあとはパーティー。ざっくばらんにいろんな方とおしゃべりしながら、飲みます、飲みます。

 

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そして会場を移動して、アルスセンターにて別のパーティー。つなみにDJは真鍋大度さん。やっぱり盛り上げ隊は日本人なのか?

 

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そしてまたまた会場を移動して、ワイン祭りへ。ここには「ステューム(嵐)」と呼ばれる、ワインになるまえの不思議でおいしい飲み物が目的できました。二日連ちゃん。なんでしょう、この味。わかりやすくいうと、昔、日本のお米やで売ってた「プラッシー」という飲み物があったんですが、それのワイン版という感じ。くいくいいけます。

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くいくいいくのはいいですが、あまりのはしご酒に、社長も壊れ始めました。上の写真をいつとられたのか、記憶があやしい。デジカメ写真を整理してて出てきてびびりました。

 

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そして最後は酔っぱらったまま、近くの大聖堂へ。ここでは、サウンドパフォーマンスで、かなりプリミティブな音が「ズーン ドーン ピコーン」と鳴ってまして、いっきに眠りの世界へいざなってくれます。気がつけば、ミサの椅子で横になって寝てました。

 

一緒にいったみなさんも帰ってしまい、ときおり青い作業服で教会で寝てる日本人が珍しいのか、それとも知ってるのか「オオ!メイワデンキ!」とか話しかけれられましたが、泥酔で視点のさだまらない目で見つめ返していたと思います。

 

で、結局目が覚めたのが夜中の三時。会場、だーれもいない。

ほんと怖いですよー。目覚めたら、見知らぬ土地の真夜中の教会って。白い三角かぶって目だけだしてる「盛り上げ隊」の人とか出てくんじゃないかって、ちびりそうになりました。

 

あわてて飛び出て自転車こいで、ホテルのふとんにもぐりこみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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