漫技展はじまる!!

お掃除ロボットを効果的に使うには、
ロボットの通り道を確保するため、
部屋を掃除しておかなければならない。

     土佐信道(1967~)

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明日から、明和電機の工員さんでもおなじみのKIMURA氏と、
漫画家ロビン西さんの「漫技展」が開催されます!


詳細はこちら!

このふたりが、いったいどういう人物なのか?
を解説します。

まずKIMURA氏。

明和電機においては、正道会長につぐB型漂泊者オーラを放ち、
コイビートの正式な継承者。
作家としてエンジンからペーパーまで駆使し、精密かつバカバカしい
可動メカを多数制作。しかしその根底には、イージーライダーを
見たときのような「ピース!」な精神をなんだか感じさせる。
彼が作ったキャラクター「ピカウサギ」に、すごくその妙なグルーブが
出てると、僕は思う。

ロビン西氏

この人の漫画は、「詩」である。そして描く女性がなかなかの
ベッピンである。そして母性がある。
名作「ポエヤン」にしても、どこかキュンとさせるツボが。
なので、なにげに彼の作る音楽もいいのではないか?
と期待するこのごろです。

まあ、作品がおもしろいということは、人間がおもしろいということ。

会期中は、ふたりとも会場にいらっしゃるようなので、
ぜひぜひみなさま、ご来場&高知のディープスポットへ
飲みに連れ出してみましょう!!

*****

さて!

コスプレ写真がまたまた届きましたので、ご紹介します。

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社長評:

・・カニ?

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社長評:

なぜか、天井まで大胆に入れた構図。

おもわず背後霊をさがしてしまうのは、
僕だけじゃないでしょう。

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社長評:

おっんなの中に
おっとこがひっとりー

って、ファミリーですね。お父さんだけが
家族の中で脱帽してます。

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社長評:

妖怪スタイル工員服。
これは新しい着こなし!

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社長評:

かっこいー。
君、クラスでもてもてでしょう。

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社長評:

指、ほほにめり込んでます。
応募写真の中でも、最大級の接写です。

Nonsense

社長評:

ああ、かなしきJPEG圧縮。
もやもやですが、たぶんスペシウム光線。

さらなるみなさまの、おかしなコスプレ写真、
お待ちしております。

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コスプレ明和電機 その1

思想で自己改革するより、
はるかにコスプレの自己改革は簡単である。
             土佐信道(1967~)

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ナンセンス=マシーンズ展のコスプレコーナーで撮った
写真のコンテストやってまして。
ぼちぼちメールがとどき始めましたので、
ノミネートします。

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社長評:

パンツ見えてます。

お色気でグランプリを狙ってます。

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社長評:

最前列女性のパーの手が、

後方ギターラのカタチと同じ、という

サブリミナル写真です。

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社長評:

工員服は タックイン!

の原則を無視した、挑戦的な写真です。

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社長評:

息子が首に巻いてるのは、魚コードですか?

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社長評:

右女性は、おしっこをもらしているのではなく、

おそらく影です。

さてさて、みなさんの中で、わたしの方が
すんごい写真撮ったわ、という方は、
いますぐ電送してください。
おまちしております。

mail@maywadenki.com

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魚器(NAKI)シリーズ

鯨漁と、芸術のコンセプト作りは似ている。
どちらも一匹捕まえれば、一年食える。
           土佐信道(1967~)

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みなさま、おまたせいたいしました。
魚器シリーズの、「主観で解説」です。

そもそも魚器(NAKI)シリーズとは何か?
については、こちらをご覧ください。

高知展でのNAKIについて。
今回、うれしかったのは、「円環配置」ができたこと。

NAKIの26製品をサークル型に配置したもので、
「世界と自分の間のインターフェース」というコンセプトを
一番表しています。

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これがそれを表した模型。

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その模型も展示されてます。

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大型の製品は、サークルの外側に
展示しています。

製品をかざる展示台も自分で作ろうと思ったのは、
世界各地へ巡回したかったからです。

遊牧民族のテント、「パオ」みたいなものです。

これがあれば、展示会場で毎回お金をかけて
展示代を用意しなくて済むので、コストが削れます。

1997年に行った「魚器(NAKI)展では、
展示台はすべて廃棄したんですね。
よくできた台だったけど、大きくてアトリエに
収納できなかった。

今回の展示台は、「屏風」を意識して作ったので、
分解してしまえば、コンパクトになり、収納も
楽チンです。

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これは、商品になった魚コードの展示。

最後は、香港で見つかった、ニセモノ魚コード。

僕が香港に行ったときも、あちらこちらで
売られていました。

魚器(NAKI)シリーズは、明和電機の出発点ともいえる
作品です。ここからツクバシリーズも、EDELWEISSも巣立って
いきました。

20代は、これに没頭してましたね。

さて、魚器(NAKI)シリーズには、AからZまでの型番が
ついています。これを全部言えたら、あなたは
かなりの明和電機マニア!!
ちなみに以下、覚え方です。

A ハンマーヘッドは 「A」TAMA がない
B はりせん Bo んぶ
C Co いビート
D なこーDo
E EYe だから
F ぐら FI しゅ
G きん GYO のフン
H Ha いぎょ
I  I クラホウ
J JackナイフのJ
K グラス KA ープ
L Light のL
M Mの人用だから
N NA うちぼう
O O たくぎょたく
P Pa ちもく
Q らいらい Q えん
R タコには、Raund 型
S Sa ばお
T な Ta てこと
U U けてる
V なかた Vo たん
W コイブミは Word
X 聖魚のカタチは X型
Y Yu みな
Z なき Zu かん

・・・・・マニアックなネタですいません

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道に迷った。

迷路から確実に出る方法。

壁に当てた手を、絶対にはずさずに、

ひたすら歩いていくこと。

時間はかかるが、絶対に出ることができる。

土佐信道(1967~)

魚器(NAKI)シリーズについて語ろうと思いましたが、
なかなかブログを書く時間がとれない。

そもそも、ブログって、そんなに腰をすえて書くものでは
ないのだろう。

もっと軽く書いてみればいいのかな。
だとすると・・・・

今日は、横浜に打ち合わせに行ったら、
道にまよっちゃった。

てへ。

僕って方向音痴なんだよねー。
体内磁石、狂いまくり。
行きたい方向の反対に歩いちゃうんだ。

おかしいなあ。

みんなどうしてるのかな。
携帯のGPS使うのかな。。

あ、携帯もすぐに充電をわすれちゃうんだよねー。

もーだめだ。
テクノロジーと地球の磁界についていけないよー。
うえーん。

あー、楽。
すげー楽。
こんにゃく脳で書けるわ。

というわけで、仕事が終わらないので、戻ります。
魚器(NAKI)のディープトークは、のちほど!!!!

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TSUKUBAシリーズ

あなたが大きな船を作ったら、
その大きさを確かめる一番の方法は、
船から離れて眺めることである。

       土佐信道(1967~)

ああ!
やっぱりこの間の岡山のナンセンスマシーンズ展と同じで、
ブログの更新が、展覧会のオープンの時期はストップして
しまった。

しかたないですよー。
もっとも忙しいときは、もっともネタが満載なのに、
もっともPCを開く時間がないですから。

なので、今日からじっくり、ナンマシ展の見所について、
おもいっきり「主観」で語らせてもらいます。

まずは電動楽器、ツクバシリーズのコーナーから。

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自動演奏コーナーは、毎回人気ですね

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今回の展示で、やってみたのが、
明和電機の時代ごとの楽器の変化です。
それは、ライブのスタイルにも密接に
関係しています。

お兄ちゃんと二人きりではじめた
楽器のパフォーマンスが、
いろんなメンバーが加わって、大きくなって、
世界へ出て行って・・・というプロセスを
展示してみました。

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そもそも、土佐兄弟がマシンミュージックに開眼したのが、
このアルバム。

富田勲氏の「惑星」。

原点として、展示させていただきました。

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ギター型自動楽器の変化を年代じゅんに
ならべてみました。
技術というのは、経験を積めば進歩するんだな、
と改めて思いました。

昨年、リバプールのビートルズミュージアムに行ったとき、
すごく面白かったのが、
ただのリバプールのチンピラミュージシャンだった彼らが、

スタイルを変えながら、有名になっていく、
ドキュメント的な展示方法だったんです。

いままでのナンセンスマシーンズ展では、
年代ごとの楽器の展示はおこなわず、
「ドラム型楽器」とか「ベース型楽器」など、
楽器の種類ごとに展示していたんですね。

でも、楽器というのは、時代のスタイルや
ミュージシャンのそのときの気分と密接に
関係していて、切り離して考えてはダメだと
思いました。

たぶんチェンバロからピアノに変わるときも、

時代の空気が、ゴロッと変わることを、

楽器職人も音楽家も感じてたでしょうね。

ピアノの重いフットペダルと、低音の重厚さを、

鍵盤を押しながら指先で感じて。

それはエレキギターが登場したときの

新しさと同じだったでしょう。

 

こうした展示ができるようになったのも、
明和電機が16年たったからです。
自分たちの変遷を歴史として
見れるようになったからですね。

高い砂山を作ろうと思ったら、まずいったん
頂上を平らにして、裾野を広げないといけない。

この年代別の展示は、そんな意味もこめて
行いました。

これから明和電機がどんなナンセンス楽器を
つくるべきか?
ということを考えるための土台ですね。

さて!
次回は「魚器(NAKI)シリーズ」について、
自分の気持ちを告白したいと思います。

今日は・・・・
もう寝ます。

どっぷり寝るぞー。

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作業二日目

すごく気になる小さな汚れも、
全体感が決まれば、
気にならなくなることがある。

土佐信道(1967~)

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展示作業は今日、二日目。

できるだけ、今日の作業で全体感を出して、
最終作業日の明日は、余裕を持ちたいけど・・・・

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残念ながら、マシンの調整が大変です。

動くものばかりだから、しかたがない。

全体的には、遅れぎみ。

あせるねー

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高知県はあったかいですねー。
もう夏の予感。
おもわず工員さんたちも

裸でランチ。

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昨晩は、作業のあと、市内の某有名ロックバーで
ファッキンビアーを飲みました。
県外からこられる方は、ぜひ行ってみてください。

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明日わたしは旅に出ます。

ピタゴラスは、絶対に自分の考えを書物に残さなかった。
人々の頭の中に残り続けるアイデアを
作りたかったからである。
                       土佐信道(1967~)

今日は、展示資料などをまとめて一日が終わりました。
いよいよ明日の朝、高知に出発です。

展示期間は三日間。
そのスケジュールで、150の製品を並べ、動くものを調整。

魔法の杖はないので、
ドライバーを使います。

 

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今回のナンマシ展、コスプレコンテストをやります。

展覧会では、明和電機の制服を貸し出して、
コスプレができるコーナーがあります。

会場でみなさんが取った写真を明和電機まで
メールしてもらって、このブログにアップ。

僕が「日本一制服が似合ってる方」を選び、
グランプリを決定します。

ぜひぜひみなさま、コスプレコーナーにお越しください。

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無事積み込みました。

もしあなたが、直径10キロの巨大な「0(オー)」の字を書くとしよう。
それは大変な苦労である。
しかしだからといって、最後の一ミリをつなぐことができなかったら、
それは「O」ではなく、「C」である。

                          土佐信道(1967~)

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午前五時半からスタートして、二時間ほどで無事、積み終わりました。
10トントラック、ぱんぱんの荷物。

明和電機の16年間で作ったすべての製品は、
10トントラックのコンテナの中に納まるんですね。
膨大な妄想の塊のようだけど、
量に換算すれば、それぐらいなんだ。

ちなみに、あさりよしとおの、まんがサイエンスによると、
ひとが一生の間に生産するウンチの量は、
15トンだそうです。

負けてはないな。

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あと4時間

作業がうまい人は、手も汚れない。
        土佐信道(1967~)        

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いよいよ、あと4時間ほどでトラックが来ます。

今は夜中の2時。
貫徹で積み込み準備中。

ぞくぞく荷物が積みあがっていきます。

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忘れちゃいけない、工具の整理!

展示準備は、たくさんの工具を使います。

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「高知展 手持ち物品」

・・・・・ん?
よく見ると、「 Canon プリンタ (A3サイズ)」

手荷物にしては、巨大です。
黒人が肩に、ラジカセ背負ってる感じになるな。

なぜに手荷物かというと、直前までプリントアウト作業があり、
美術館についても、プリントアウト作業があるからです。

なので!A3プリンターを、力ずくでモバイルするわけです。

そこまで切羽詰ってるのです。

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この方たちにも、荷物を運んでもらいます。

さあ!積み込みに間に合うのか?
忘れ物は大丈夫なのか?

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「高知県民のみなさん」には

スケッチとは、アイデアを紙の「重力」に変えることだ。
その「重力」は、効果的な達成感だが、
残念ながらパソコン作業にはそれがない。

土佐信道(1967~)

いよいよ積み込みまであと二日。

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工員さんの、ホワイトボードの走り書きも、
緊張感がただよっております。

なぜに「朝6時」に積み込みかといいますと、
10トントラックが、アトリエの前に止まり、
道路を

「封鎖」

するからです。封鎖すると

「警察」

がくるのです。警察が来ると、

「怒られる」

のです。だから、封鎖しても交通量が少ない
早朝に、おりゃあと積み込むのです。

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明和君の表情もうつろですが、

社長も、山積みの作業を前にして、

ほぼ、同じ表情になっております。

それにしてもハマッチのブログにあった、テレビ欄の下の
広告は派手ですね。東京では考えられないゴージャスな広告です。

そして、ハマッチも書いているように、もう一度モデルチェンジをして
広告を載せるのですが、そこで

「夢の競演」

があるんですね。
もー、ほんと、

「高知県民のみなさん」
「高知県民のみなさん」
「高知県民のみなさん」
「高知県民のみなさん」
「高知県民のみなさん」
「高知県民のみなさん」

には、夢の競演なんですよ。

おたのしみに!

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