HAKOシリーズ?

最近は、夏からの展覧会に向けて、梱包方法を徹底的にやりなおしている。
コロナの影響で、海外の展覧会は設営に明和電機チームが渡航できない可能性が高く、とにかく現地でのセットアップが簡単にすむようにする必要があり、そのためのには「製品を取り出す、設置する、そして片付ける」という梱包方法がとても重要になる。

ということで、日々、箱を設計する時間が多いのだが、ふと「あれ?最近、箱をよくつくってるなー」と思った。

SUSHI BEST、文庫楽器、電動ノックマンなどの小さい製品から、明和電機秋葉原展、ラジオスーパーなどの大きな空間、それから、梅コースのスーツケース、ELT3,などのパフォーマンス機材まで、とにかく「箱と、その中の世界」に関する作業がやたら多い。

美術では、ジョゼフ・コーネルやトム・サックスなど「箱」が重要な造形要素になってる作家は多いが、それともちがう。とにかく「きっちりおなじサイズに、ぴっちり収まっている」ということに、このところずっとこだわってるいる気がする。デフラグ感がたまらない。

魚器シリーズにしろ、EDELWEISSシリーズ、ボイスメカニクスシリーズにしろ、それが「シリーズ」となったのは、製品を手当たりしだいに作っていたあと、分類作業においてであり、作っていた当初は、「なんだかわからんが、気になるから作ってみる」ということをひたすらやっていた。

その「なんだかわからんが、気になるから作ってみる」が、最近ではどうも「箱」なのである。これはやがて「HAKOシリーズ」になるのだろうか?・・・・うーん、なんだかちがうな。いや、でも、気にはなる。

この傾向がいつごろから出てきたかな、と振り返ると、母の仏壇をベッドから作ったあたりからだ。そういえば棺桶も箱だよな・・・などと思うが、なんだかそれも因縁すぎて受け入れがたい。だけど、この傾向があることはたしかだし・・・。

結果は作りつづけたあとにわかるのだと思うので、とりあえずは「なんだかわからんが、気になるから作ってみる」を続けようと思います。

 

 

 

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