リンゴとセメダイン


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「リンゴとセメダイン」。なんだかすごい組み合わせだ。安部公房の小説によく出てくる、「チョコレートをつまみにビール」に匹敵するミスマッチ。この「リンゴとセメダイン」が合体すると、もんのすごい匂いになることを、みなさんご存じだろうか。

それは小学生のときのこと。食べたリンゴを捨てたごみ箱に、プラモデルで使ったチューブのセメダインを捨てた。するとしばらくして、そのゴミ箱から、目に染みるほど臭いにおいが「キーン!」って漂ってきた。プーン、じゃないです。臭すぎて、キーン!です。なんであんな匂いになったんだろう。リンゴ酸とシンナー系有機溶剤が化合すると、「シンナー林檎」っていう、成分にでもなるのか?ここにキスしてなのか?

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小さいころは、プラモデルをよく作ってたので、セメダインではよく遊んだ。たとえば、チューブ歯磨き粉を最後まで使いきったときのように丸めたセメダインの口に火をつけると、「特撮もののロケットの噴射」のように炎が出るのである。ボーッって。おかしいのは、炎を噴きながら、チューブが膨らんでもとに戻ることだ。

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あと、セメダインでやったのは「クモの巣作り」ね。親指と人差し指にセメダインをつけてニチャニチャやると、クモの巣みたいな繊維ができる。それを別な指でひたすらからめとる。

・・・・・・なんのために?

当時は熱中してたが、今思えばアホらしい。でもまあ、小さいころは、毎日が冒険と発見の日々だったからなあ。

大きくなっても、そんな新鮮なアホらしいことに出会い続けたいものです。

リンゴとセメダイン” への5件のコメント

  1. セメダインをうすーく塗って剥がす、なんて無意味なこともやってました。きれいに剥がれると気持ちいい。

  2. 社長の話を聞いただけで、目にしみるキーン感覚が怖くなったので、
    ちょうど、リンゴはあるのですが、セメダインを買いに行って、マネすることはしません。
    でも、身近なモノの掛け合わせて、もしかしたら、化学兵器が出来るのかもと、怖い想像をしてしまいました。
    社長の子供の頃の話を聞いて、
    現代の、携帯ゲームを四六時中持ち歩いている子供等には、
    そういう経験をする時間も興味も無いように思えて、
    生まれた時から、携帯ゲームのある時代に生まれたことが、
    とても、かわいそうだなと思います。
    周りのお膳立てでしか動かない
    自己発想経験のできない世代の
    この先の薄っぺらい人生を思うと、本当に気の毒です。

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