ボイスメカニクス 名場面動画 in 福岡 一挙に公開!

ボイスメカニクス福岡公演の、名場面の動画をいっきにアップ。
「うわあ、明和電機のライブってこんなんなんだー、アホだー」という感覚をご確認ください!



YouTube: おめでトーン ありがトーン BOLTバージョン



YouTube: ミッドナイトinイースター



YouTube: 「ワールズエンド・ダンスホール 」 ぽんじゅーす&明和電機



YouTube: 明和電機 「ギンギラギンにさりげなく」



YouTube: 地球のプレゼント



YouTube: 明和電機 「ツクババリバリ伝説 」



YouTube: 明和電機社歌 ライブバージョン

















いよいよ福岡に到着!長かった!  ボイスメカニクスin福岡

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東京から出発したライブツアー、いよいよ福岡に到着しました。
今回のツアーのなんといっても冒険は、「機材、人間をツアー車で運ぶ!」というもの。明和電機のこれまでのライブツアーは、人間は電車で移動、機材は2tトラックで移動、という方法だったのですが、今回は高知や島根など、電車で移動がなかなか大変はポイントで、かつできるだけコストをカットできないか?ということでツアー車でまとめて運ぶことにチャレンジしまた。

それを実現するために、楽器機材を改造してコンパクト化。とくに電光掲示板のELTは厚みをい4分の1にまで改良。まるでブラウン管から液晶になったほどの革命!そのほかティンパニーやバウガンを分解梱包したりしてコンパクト化していったところ、なんと従来の半分の空間に機材がおさまったんですね。いえい!

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福岡でのライブは本当に久しぶりで、お客さんが来るだろうか・・・と心配しましたが、たくさんの方にご来場いただきました。ありがとうございます!

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さて、今回の福岡ライブでのゲストはぽんじゅーすさん。この方、ニコニコ動画でとんでもないオタマトーンの演奏動画をアップし、いま超話題の方なのです。その動画というのが、「ワ―ルズエンド・ダンスホール」という曲を、すべてオタマトーンで多重録音したというもの。

リンク: 【全部オタマトーン】ワールズエンド・ダンスホール【弾いてみた】.

動画を見てもらえばわかるんですが、ドラムの音までオタマトーンで作っている。この動画を初めてみたとき、ほんと驚きました。で、ニコラジに出演したときに、スカイプでぽんじゅーすさんとお話をする機会があり、福岡にお住まいということだったので、その場で福岡ライブへの出演を強引にお願い。本番では明和電機の楽器に合わせて「ワ―ルズエンド・ダンスホール」を弾いていただきました。


演奏を見るとわかるんですが、片手で16音符を刻むというすごい技を編み出してます。「ぽんじゅーす弾き」ですね。

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さて、福岡のライブで、東京からスタートしたライブツアーはいったんおしまい。ここから東京にもどって社長は「TOFUプロジェクト」というイベントでサンフランシスコに一週間の研修旅行へ。

そして帰国したら、いよいよライブツアーのファイナル公演、岡山の津山へ行きます!みなさま、ご来場をおまちしております!

  • ◎とき:11月5日(土)開場18:30 / 開演19:00
        11月6日(日)開場13:30 / 開演14:00
  • ◎会場:グリーンヒルズ津山 リージョンセンター ペンタホール
        (岡山県津山市大田920)
  • ◎チケット料金(全席自由 / 先行発売分のみ予約席):
     一般:前売¥3,500 当日¥4,000
     学生(中・高校生):前売¥2,000 当日¥2,500
     小学生:前売¥1,000 当日¥1,500
     ※学生は公演当日学生証をお持ちください。
     ※8月15日(月)チケット一般発売開始
     (明和電機共同組合の先行発売あり)
  • ◎チケット取り扱い
    •  ・吉田楽器 (0868)23-4000
       ・平和堂楽器店 (0868)23-5266
       ・ピアノ工房アムズ (0868)27-2100
       ・着物の店ちんがらや (0868)22-2427
       ・ベルフォーレ津山 (0868)31-2525
       ・津山市勝北文化センター (0868)36-7121
       ・津山市加茂町文化センター (0868)42-7031
       ・津山文化センター (0868)22-7111
       ・久世エスパスセンター (0867)42-7000
  • ◎問合せ先:津山文化振興財団
     TEL:0868-24-0201 FAX:0868-24-1199

そこは幻想の国 ラメ~ル! ボイスメカニクスin島根

 

島根の雲南市でボイスメカニクスのライブ。

 

「今回の島根のライブ会場、やばいっす」とは、マネージャーのタイチ氏から事前に聞いてはいたが、現実に目の当たりにして驚愕。

「な、なんだ!この田んぼの中に忽然と現れる、メルヘンな建物は!」

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この建物の名前は「ラメール」。フランス語で海。なんでも雲南市は霧が多く、山の上から見ると海にうかぶ町のように見えるからだとか。・・・なんて幻想的なんだ。

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さて、このおとぎの城で一日目はライブではなくて「チワワ笛」のワークショップ。過去最高の50人の子供たちと手作りチワワ笛を作りました。雲南市の子供たちは、はさみの使い方がうまくてびっくり。東京ででチワワ笛のワークショップをすると、はさが使えない子がいたりして、「はさみワークショップ」をまずやらなあかんかったりします。

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明和電機のライブツアーも今回が4会場目。ひとつ前の高知ライブで、だいぶん段取りがうまくなったので、さらに今回は練習を重ねてパワーアップ。

 

雲南市にはむかしから「明和電器」という有名な会社があり、会場の問い合わせにも「あの明和電器さんが、イベントをされるんですか?」という、社内演芸大会と勘違いされてる方がいらっしゃったらしいです。現在は「明和」と社名を変えた雲南市の明和さん、なんとライブの後援もしていただいたそうで、ありがとうございまいた!

その明和効果かどうかわかりませんが、会場には小さい子供(赤ちゃん!)から、おじいちゃん、おばあちゃんまで、幅広い層の御客さま来場。もう村祭りにやってきた旅芸人状態で、やんやと盛り上がりました。グッズの売り上げも半端なく、「幸運なんです、雲南です(雲南市のキャッチコピー)」が頭の中をぐるぐる回りました。

 

4回目のライブとあって、やっと進行に社長も工員も慣れてきました。びしびしと楽器も人間も動くようになり、「ああ、この緊張感を東京ライブでも再現したかった・・・」と思いました。

 

ライブツアーというのは、やっぱり船の航海のようだと思います。今回はボロボロ状態で出向しましたが、各地の港につくたびに修理、訓練を重ねて、ようやく島根でベストコンデュションにもっていくことができた気がします。へなちょこだった新人工員さんたちも、みるみるたくましくなっていき、心強いです。やっぱり旅は人を強くしますね。

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物販も売れましたねー。

 

撤収作業もますます磨きがかかり、一時間で楽器はほぼ梱包完了。二時間後には福岡に向けて出発しました。すばらしい!

さあ、次はふたたび海を越えて福岡へ。イカリをあげよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土佐が土佐にきた! ボイスメカニクスin高知

 

明和電機、ひさしぶりの高知です。前回は高知県立美術館で「ナンセンスマシーンズ展」を開催、たくさんのご来場者と、たくさんのアルコールをいただきました。

今回は前日に大阪のライブを終え、夜中の12時に大阪を出発、早朝5時に到着して仮眠、9時から会場で設営開始というしびれるスケジュールで乗り込みました。


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今回の会場は高知新聞ホール。ひさしぶりの広い会場です。午前中には楽器のセッティングも終わり、本番までの時間、これまでの東京、大阪のライブをふまえ、「どうしたらもっと段取りがよくなるか?」をもとに、工員さんと動きの練習。


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とにかく明和電機のライブは演目ごとに楽器の出し履け=段取りが多い。それにあわせてマイクの移動もあり、とにかく工員さんはチェスを打つように楽器の移動を考えなければいけません。それを間違えると、ステージが大混乱、お客さまからも、「ああ・・しくじりおった」という視線がとんできます。今回の高知ではやっと段取り練習がうまくいき、本番もスムーズにいけました。

高知ライブで壊れた楽器といえば、社長のオタマトーンジャンボ。リハーサルのときにマネージャ-のタイチ氏が「ジャンボから、白い煙があがっとおるううう!」と絶叫。で、床に置いていたジャンボ見ると、バッテリーからもくもくと白い煙が!どうやらバッテリーがショートしていたらしい。その場で修理して音が出るようになりましたが、やはり本番でトラブル発生で、音が出ず、オタマトーンジャンボの演目を中止しました。うーん残念!

ライブの後は撤収作業。大阪では撤収・積み込みに3時間もかかってしまい、これはまずい。どうにか効率をあげなければ!とみんなで悩んでいたところ、
ベテラン工員KIMURAが突然たちあがり、「僕に作戦があります。”工員は撤収作業のときに、ケーブルに触るな!”です」と宣言。


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これはどういうことかというと、明和電機の楽器はすべ100Vで動き、かつMIDI制御しているので、ステージの上は配線ケーブルだらけ。片づけのときはこのケーブルの巻き取り整理でてんやわんやになるんですが、その作業はだれでもできるから、現地のお手伝いさんにまかせて、とにかく明和電機工員は、専門的な楽器の分解・梱包に徹しろ!ということ。

この「ケーブルノータッチ作戦」がうまくいき、高知では大阪の半分の1時間30分で楽器類の撤収が完了!さすがベテラン工員!

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ツアーという航海を重ねて、工員さんの顔もだんだん引き締まってきました。


さて、ライブのあとは打ち上げ。高知なだけに、頭の中は「ビール カツオ ビール カツオ ビール
カツオ・・・・・。」妄想どおり、カツオの塩たたきと、ビールをいただき、死ぬかと思うくらい、うまかったです。


















モンスターエンジンさんがゲスト! ボイスメカニクスin大阪

さて、ツアー二日目は大阪。単独ライブとしてはひさびさです。

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東京公演が終わって二日間のあきがありましたので、とにかく楽器の修理。なかでもポイントは東京公演では一度も音がでず、飾るだけのオブジェと化した新楽器「シリンダリコーダー」。調律した試験管に空気を送ってパンフルートのような音を出す楽器ですが、配線間違い、空気漏れなどのトラブルで作動できませんでした。

とにかまずはとにかく音を出すことに専念。25本あった試験管を12本に減らし、確実に音がでるよう、空気漏れ、笛の吹き口、配線をチェック。なんとか大阪ではか細いですが、「ピポピポー」とのどかな音を出してくれました。よかったよかった。

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大阪公演はゲストに「モンスターエンジン」さんが参加。あらびき団で「神々の遊び」を見たときに、衝撃を受け、さらにご実家が本当に鉄工所の西森さんの「鉄工所ラップ」を見て、ああ、この歌を明和電機の楽器と一緒にやれたら・・・と夢想しておりました。それが実現!

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本番では西森さんのラップで始まり、大林さんの「もしも笑福亭仁鶴師匠が大塚愛の”さくらんぼ”」を歌ったら」を実演、そのあと、工員さんが鉄パイプを殴る音にあわせてふたたび西森さんが鉄工所ラップを歌いました。この後半の鉄パイプとラップはかっこよかった!

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大阪といえばハリセンですね。

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武田丸のマウスピースがなぜか本番で紛失してしまい、あわててチワワ笛をマウスピースとしてとりつけましたが、うまくいきませんでした。

大阪で面白かったのは、物販でチワワ笛の「ピンク」と「パンダ柄」がよく売れたこと。東京公演ではピンクは一個しかうれず、ホワイトばっかり売れたのに・・・。さすが大阪!と思ったんですが、まてよ、それならタイガース色の「トラ柄」が一番売れるんじゃないか?と思ったところ、大阪人のスタッフが「大阪だからトラ柄を買う、というのはベタすぎて敬遠してるんじゃないかあ。でもふたつ目を買うとしたら、ぜったいトラ柄を買う!」と言ってました。なるほど!

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さて、大阪公演が終わってステージの楽器の片づけ、梱包、積み込みが終わったら、夜中の12時で、くたくた。そこからツアー車にのって次の高知に到着するのがおそらく朝の5時。その4時間あとの9時からは、ふたたびステージのセッティング開始。・・・・ぎゃー!トライアスロンか!どうなる!高知ライブ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライブツアー2011 ボイスメカニクス 始動!

 

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明和電機の7年ぶりとなるライブツアー、「ボイスメカニクス」が始まりました。

今回のツアーは、近年取り組んできた「声の機械」たちを中心に、おなじみの明和電機のナンバーや名曲たちでお送りいたします。

さて、初日の東京公演。

これがね、すさまじいトラブルの嵐だったんですね。まあ、ツアーというのは、いわば船の航海みたいなもので、出発したらもう港には戻れない。マストが折れたら、海の上で修理する!なんですが、なんだか港を出発したとたん、本当にマストが折れた!みたいな気分でした。

 

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一番すさまじいかったのは、放電魚(ほうでんな)という「明和電機製品の中で、最高に危険な楽器」がショートして火を吹いたことです。この楽器は「魚器シリーズ」のひとつなんですが、とにかく初期明和電機製品の「魚器シリーズ」は、”安全対策”なんて考えずに作っていたから、危ないモノが多い。放電魚も「マレットの先端に直接100Vが流し、鉄琴にスパークさせて電球を光らせる」という、危険極まりないもので、僕も過去になんども感電してる。

 

さらに、15年前の製品だから、パーツの劣化も始まってる。今回はどこでどうショートしたのか、漏電しており、それに気付か演奏すると、鉄琴を固定していた金属のワイヤー「バチ!」っと青白い炎をあげて焼けきれました。もーびびったびびった。

 

でもね、お客様は大喜びですわ。「きったあ!明和電機のトラブル!」ですわ。いっきに会場もヒートアップですわ。そうなれば、僕もヒートアップですわ。「ピンチのときほど創造性は発揮される」という原則は、もう生命とのんちゅんの基本ですからね。

 

工員さんもトラブル対策には慣れたもので、とにかく「治せるか、治せないか」をとっさに判断、応急処置ができる対応、無理なら「あきらめて先へ進む」。このときは怪しいパーツをガムテープで固定し、後半の演奏はショートしませんでした。

 

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東京公演は経理のヲノさんとNUTも参加。ヲノさんも明和電機に出向してはや18年目です。とにかくリハーサルで突然に社長がお願いする無理難題もテキパキと処理。なのでヲノさんのオルガンには客席から見えませんが、楽譜やら、きっかけやら、たくさんの重要なメモが貼りまくってあります。まさに「経理の机」のように。バリバリモードからの悪ぶりも年々すごみを増してきており、なんだか”裏金も扱える経理”へと変貌しているかのようです。

 

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NUTのみなさんとは2回目の明和電機とのステージですが、今回は「おめでトーン ありがトーン」のほかに地球のプレゼント、明和電機社歌にも参加。これで完全に明和電機の研修を修了、男気のステージに華やかな風が吹きました。ありがトーン!

会場にいらしたお客さまも、ブブセラのようにチワワ笛をぶーぶー吹いていて、「コンサートグッズとしていけるじゃん!」という確信を得ました。どうぞどうぞみなさん、吹きまくってください。

 

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さて、これから大阪、高知、島根、福岡、岡山へと出発。どんな航海になるかわかりませんが、イカリをあげよう!

 

 

ライブの写真のスライドショーはこちら!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「悔しいから、使うもんか。」だったなあ。

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一番最初に自腹で買ったパソコンは、Appleの「LC」だった。25歳。とにかく「シムアース」がやりたくて買った。そしてハイパーカードにどっぷりはまった。「未来がきた!」と本当に思った。それはスマフォでテレビが見れるようになったことよりも、僕の人生の中で驚くべきことだった。

大学の研究室で初めてNeXTを見たとき、すごそうだけど、ちょっとかっこよすぎるな、と思った。この気持ちは、思えばその後、Appleが超デザイン路線、強烈な技術と個性を打ち出しはじめてから、ずっと僕の気持ちの底辺に流れつづけた。気がつけば僕はAppleを離れ、「大人の翼、IBM」の701を買っていた。

それ以来、Appleのパソコンを持つことはなかった。でも横目ではいつも見ていた。すごく良くできている。すごくかっこいい。そんなものを作ってることが、同じモノ作りをしている立場から悔しかった。「使ってやるもんか!」とずっと思い続けていた。

この気持ちは、たぶんずっと変わらない。「あの会社にどうやったら勝てるだろう」なんて、規模も次元も違う、日本の一人のアーティストが嫉妬する。

そんな会社を作った人が逝ってしまった。偉大なものを作った人間が消えるのは、もったいなすぎて悲しい。もっと作っただろうにと思う。手塚治虫が逝ったときもそう思った。

さて。僕らは生きている。

偉大なものを僕らも作ろう。