「世界オタマトーン動画コンテスト」 開催!!

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日本のクリエイティブなモノ作りを世界に発信するアレックス株式会社さんが主催で、
「世界オタマトーン動画コンテスト」が開催されます!

これまでのYOUTUBEやニコニコ動画などで、数々の面白いオタマトーン動画がアップロードされてきましたが、そのお祭りをやってみようと!

Otamatone_video_competition_alexcio

ほんとにねー、簡単に動画をとって公開できる世の中になりましたからね。
ジャンルはノ―ジャンル。とにかくあなたがとったオタマ動画をYOUTUBEにアップし、
そのリンク先を応募フォームに入力してください。

Otamatone_video_competition

審査員がすごいです。まさか明和電機がYOSHIKI氏とケロロ軍曹と並ぶとはおもいませんでした・・・。

審査員(五十音順):
  渥美幸裕 様
  紀里谷和明 様
  ケロロ軍曹
  高嶋ちさ子 様
  土佐信道 様(明和電機)
  藤田健作 様(株式会社キューブ・オタマトーン開発担当)
  松本蘭 様
  横山幸雄様
  AK 様
  YOSHIKI 様

とにかくみなさまのご応募をお待ちしております!
グランプリには、スペシャルなオタマトーンをご用意します(これもすごいですよ)!

◆OTAMATONE VIDEO COMPETITION」募集要項

1.コンテストページ: http://www.alexcious.com/campaign/otamatone
2.募集対象: オタマトーン、オタマトーンデラックスを用いたオリジナルの演奏動画
3.応募資格: 国籍を問わず世界中のユーザー
4.募集期間: エントリー期間 2012年5月28日(月)~8月31日(金)
5.審査員(五十音順):
  渥美幸裕 様
  紀里谷和明 様
  ケロロ軍曹
  高嶋ちさ子 様
  土佐信道 様(明和電機)
  藤田健作 様(株式会社キューブ・オタマトーン開発担当)
  松本蘭 様
  横山幸雄様
  AK 様
  YOSHIKI 様
6.賞および副賞:
  グランプリ    1作品 (副賞 世界にひとつのスペシャルオタマトーン)
  審査員賞     9作品 (副賞 各審査員のサイン入り作品)
7.審査発表: 2012年9月中旬予定

更に詳しい情報についてはALEXCIOUSのホームページ上にある、「OTAMATONE VIDEO COMPETITION」ホームページ http://www.alexcious.com/campaign/otamatone で公開いたします。

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学生時代、味噌の訪問販売のバイトで学んだこと


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学生時代、いろんなバイトをやりました。とにかく小学校のとき、親父の明和電機が倒産したのでしたがない。

小学校のときは父親の工場の電気部品組み立て、中・高校は新聞配達、浪人中はクレープ屋さん、似顔絵かき、大学は、展示造形、家庭教師、専門学校講師・・・などなど。

そんなバイトの中で一番きつかったのが、「味噌の訪問販売」。これは過酷だった!

夏休みの短期バイトだったんですが、家庭に訪問して味噌を売るんです。味噌汁の味噌。でもね、真夏の暑いときに、誰も味噌汁なんか飲みたくないんです。インターホンで「味噌いりませんか?」というなり門前払い。そこをですね、

「奥さん!夏といいえば汗で塩分がなくなります。そこで味噌汁です!お椀にお湯を一杯だけください、これ、ほんとうにおいしんですから!」

とかなんとか言って、味噌をお湯にといて飲ませるとこまでもっていく。お客さんも、こーなったら、味噌を買うんじゃなくて、若者の悲痛なプレゼンに「しゃーないなあ」とお金を出すレベル。まあ、そこが、この学生バイトを企画した会社の狙いだったんですが・・。

このバイトの何が一番きつかったか? 真夏でめっちゃ暑かったこと? ちがう。 味噌の樽がおもかったこと? ちがう。 門前払いされたこと? これもちがう。

一番きつかったのは、「この商品は本当にいいものなんかな?」という疑問を持ちながら、売っていたこと。バイトだから売らないといけないが、自分で飲んでみても、たいしたことない。それが普通より高い価格になってる。自分は嘘をついてるんじゃないか・・・というのが一番きつかった。

ちなみにこのバイトにはオチがついていて、やっと稼いだ5万円を、駅でまるごと落としてしまった。あれもきつかったなあ。

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さて、僕はよく「明和電機さんって、ほんとプレゼンテーションがうまいですね」と言われます。国内外で、いろんな講演会をやってるんですが、ウケがいいです。

でもそれがなぜかというと、僕の背景に、僕が自信を持って作った、何百個というマシンたちがあるからです。「自分が絶対いいと思って作ったモノたち」があるからです。

ソーシャルビジネスを見ていて「おや?」と思うのは、「プレゼンテーションしかなく、背景がない」場面がときどきあることです。「これからわたしはこんなモノを作ります。だからお金をください」。という言葉。

でも僕は逆だと思うのです。たとえ拾った木片を削って作ったものでもいいから、「僕はこんなものを作りました。買ってくれませんか」の方がしっくりきます。そこで得たわずかなお金で、道具を買って、もうすこし立派な彫刻を作る。それを売ってまたかせぐ。これがどんどん大きくなって、自分への自信と、モノを生み出す技術力になっていく。

いきなりモノも、コンテンツも作らずに、プレゼンだけでたくさんのお金が集まってしまうのは、長い人生でコツコツと学んでいく大事なことを、なんだかすっとばしてる気がします。

まあ、この考えは、いまのソーシャルネットワーク社会からすると、ひとつ前の古い考えだと思いますが、芸術家も、製造業も、本質はそこだと思います。

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ナンセンス脳とスケッチ 追い込み作業中

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ただいま春に出版予定の「ナンセンス脳とスケッチ」の追い込み作業中です。ひさびさの明和電機の本なので気合が入ります。

これまで明和電機では、大手出版社さんから5冊、自費出版で4冊の本を出版してきました。今回はそれらの経験をふまえて、ちょっと実験的な出版のプロセスをやってみました。

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もともと「ナンセンス脳とスケッチ」の出発点は「①WEB連載」でした。昨年、半年ほどMSNのドニッチに連載していた「明和電機のナンセンス発想術」でした。

この連載をベースによしもと出版さんから本を出しましょうという企画がたちあがりました。そこでひらめいたのが、正式に出版する前に「②β版」を作って見ようというアイデアでした。それも同人誌で。

今回の本の内容が、「スケッチによる社長のアイデア発想をみなささんに体験していただく」というもの。これまでの明和電機本はすべて「聞けええ!オレの話!」という、社長の自己主張のかたまりみたいな本ばかりだったんですが、今回は「みなさんがツールとして使えるかどうか?」というまるでプロダクトのような本でした。

「はたして僕が言ってることがみなさんに伝わってるのだろうか?」ということをまずは検証してみたいと思い、同人誌印刷で有名な「緑陽社」さんに原稿を持ち込み、200部限定の自費出版を作り、イベントとネット通販で販売しました。巻頭で「ぜひみなさん、校正や御感想をご連絡ください!」という文を載せました。

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 この経験ですごくおもしろかったのは、本の出版がものすごく簡単に行えるということ。緑陽社さんのようにプロフェッショナルな同人誌印刷の会社に持ち込めば、ワードで作った原稿でしたが、一週間ほどで立派な本が送られてきます。価格も高くありません。

また、本をネットで販売するとき「PAYPAL」初めて使ったんですが、え!って驚くほどカード決済のシステムが個人でも簡単に作れました。カード会社やショッピングカートのサービスを自分で一から作るとなりと大変なコストと時間がかかりますが、PAYPALだと15分もあれば、購入ボタンが作れました。手数料も安い。イベントでの手売りもふくめ、制作した200部はあっという間に売れました。

そしてもうひとつの実験が「③電子出版」での販売。日本にもたくさんの電子出版のサイト(そしてたくさんのフォーマット!)がありますが、明和の電子本を買う方はすでに明和電機の情報にアンテナを張ってる方なので「直接PDFでいいんじゃない?」と思いました。そこで思いついたのが今年の2月に日本でサービスが始まった「Gumroad」。ネットでの情報データの販売をものすごく簡単に行うサービスです。これを使って販売を行いました。

こうしたβ版の出版から、現在、40通ほどの感想や校正をいただきました。これが本当に目からうろこの連続です。自分がわかりやすく伝えたつもりが、まったく相手を混乱させていたり。根源的な問題点を突かれたり・・・

たとえば、僕は自分の愛用のペンを使わないとスケッチでアイデアが出てこないのですが、それを「赤ちゃんのお尻に綿棒をつっこんで、ウンチを引っ張り出す感じ」って表現したんですね。ところがこれにたくさんの方から「社長、まったく共感できません!」という意見を頂きました。なるほどです。たしかにそれに共感できるのは子育て経験があり、かつ赤ちゃんが便秘ぎみだったお母さん(そして一部のお父さん)だけなのです。

また、スケッチを描くことを大前提した発想法なんですが、「そもそもスケッチを描くことがにがてです。どうしましょう」という意見には、足元からすくわれる思いがしました。たしかにそうです。

こうした意見を徹底的に取り入れ、在、「④正式版」の執筆中です。β版とはかなり構成もかわり、記事も増やしました。こんな実験的なプロセスができるようになったのも、ツイッターやPAYPAL、データ入稿の同人誌印刷など、テクノロジーの進歩のおかげだなあ・・・感慨にふけっております。

ナンセンス脳とスケッチβ版の御感想の〆切は5月15日(火)。
御感想をいただいた方のお名前またはハンドル名を、正式版の謝辞に掲載させていただきます。ご興味のある方はGumroadのPDF版へ。

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ナンセンス脳とスケッチβ版(PDF)
gumroadで発売中!

こちらから!

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脱!クリアファイル!

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クリアファイルって便利ですねー。なんでも入れられて本棚に立てられて。
僕もこの10年くらい、自分の描いたスケッチをクリヤファイルで整理してきました。

しかし!ここ一年ぐらいで「ちょっとまてよ?本当に便利なのか?」という疑問がわきまして、「クリアファイル」ではなくて「クリアボックス」を使ってスケッチを整理してみたんです。
これが実にしっくりくる!

その理由をご説明します。

 

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僕はアイデアスケッチをすべてA4サイズの紙に描いています。そして定期的にそれらを「カテゴライズ」してファイル整理しています。

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クリアファイルに整理したからといって終わりではなく、ときどき見返して、「あ、やっぱりお前はこっちのチームだったな」と、別のカテゴリーに移動させたりします。これを「トレード」と呼んでいます。

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この「トレード」は重要で、いままで気付かなかったジャンルを見つけたり、その作業そのものからインスピレーションを受けたりします。

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とこがこの「トレード」を行うとき、「クリアファイル」はかなり問題がある。袋に入れたスケッチをまるで「本」のように綴じているために、順番にめくるという時間軸ができ、無意識のうちに自分で「ストーリー」を作ってしまったり、「お前はもうこのグループから移動なし!」みたいな決めごとを作ってたり、「はい!ファイルに綴じたからおしまい!」のような完結感を生んでたりする。

そしてなによりクリアファイルを出して、広げて、中からスケッチを見る、というアクションがおっくうでならない。

本来なら自由にトレードしていいスケッチがなんだか窮屈になってる。そこであるときダイソーのA4サイズのクリアボックスにしてみたら・・・これがなんだか快適!そもそもスケッチは紙の束。箱から出して箱にしまう、というのはとてもシンプル。トレードも楽ちん!

本棚に並べると、まるで昔のコンピューターのストレージみたいでかっこいいではないか。

なので、いっきにクリアファイルからクリアボックスへとスケッチ整理法を変えてみようと実験中です。2000枚はあるからな、スケッチ。結果はどうなるか、お楽しみに!

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ナンセンス脳とスケッチβ版(PDF)
gumroadで発売中!

こちらから!

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オタマトーンDX 説明映像 公開!!




ついに公開です!
オタマトーンDXのくわしいスペックを紹介した「オタマトーンDX 説明映像」!!

初代オタマトーンを開発したときに、「もっと演奏しやすくならないか」「ラインアウトはつけれないか」「電池じゃなく、アダプターで演奏できないか」などのスペックの向上を、すべてもりこみました!

弾いていただければわかるんですが、これはもうオモチャじゃない!楽器です!

そのでかさも、目立つこと必須。
先日これを持ってテキサスのSXSWにいったとき、アメリカ人のみなさんの食い付き具合が
半端なかったです。「楽器はビジュアル!」という原則を再確認しました。

店頭に並ぶまであとわずか。
みなさま、どうぞお楽しみに!


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