不可解・・・について

最近、18年前の「魚器」のことを、よく考えている。明和電機を始める前、僕が「あ!これで自分は芸術家になれるかも」という確信を得たときのことをです。

「自分はなぜ表現活動をするのか?」という、芸術家にとって、根本的な問題を考え続けていたんですが、そこで最後にいきついたのが、「不可解」というものでした。

僕はよく「ナンセンス」という言葉を使うんですが、これは「不可解」のことではありません。「不可解」を理解しようとし、なんとか意識のレベルまでひっぱりあげたのが、「ナンセンス」なんです。僕にとっては。だから、「ナンセンス」は「センス」の一種なんです。

「不可解」は、もっと根源にある、得たいの知れないものです。

「不可解」を話の出発点におくと、話の筋がとおりやすいので、便利なのですが、自分の思いとしては、そこにとどまることがとてもいやだったので、僕は絵を描くことをやめて、道具を表現手段にしました。情念と理性の間を選びました。

アニメや漫画、ゲーム、小説、・・・たくさんのコンテンツビジネスは、「不可解」をイメージのレベルまでひっぱりあげたものです。人間の普段の生活に起こったら、おかしなことばかりをネタにしています。僕はそういう表現は大好きなのですが、もし、自分が表現するとした場合、「イメージ」が、さらに理性によって、「ナン・センス」というシステムにまで作り上げないと収まりがつきません。

仮想の世界におけるおかしなこと、ではなく、この現実の世界に起こる、おかしなこと、を作りたいのです。

今から18年前、魚器の着想を得たとき、その自分の性分を発見しました。
そして、そこにいたるにはたくさん「あがき」ました。

そのプロセスを再分析したいのです。

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キンドルに負けない、「本」の作り方

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私社長、ついにスマートフォンを買いました。ただし、iPhone ではありません。東芝が作った「Winows Phone」です。Google携帯と迷ったんですが、パワポデータとかそのままやり取りできるし、なにより東芝だし。(親父の明和電機は、もと、東芝の下請け工場でした)。
iPhoneを避けるあたりに、僕のAppleへの屈折した思い(想い?)が現れておりますな。

さて、そのケータイで、昔の作家の作品がフリーで読める「青空文庫」を見たんですね。大好きな作家の上村松園の随筆を横書きゴシック体で、液晶で読むと、なんだか、画家がまだ生きていて、そのブログを読んでるような気分になる。言葉が、いきいきと、飛ぶ込んでくる。すごく面白いんです。

で。思ったんです。
ケータイで本なんて読むのは、ばかばかしいと思ってたけど、この体験はやばいぞ、と。「本が売れない」といわれておりますが、もしかして本が売れていた時代の方が、異常だったのかも、と。そして、アマゾンのキンドルですよ。リアル本キラーの。あれが日本語対応になったら、絶対に買ってしまうな。「テキストの新体験」というエンターテインメントを体験したくて。

これは、本にとって、やばいなあ・・・と思ったので、ツイッターでつぶやきました。「キンドルにできなくて、本にできることは?」と。それをまとめたのが、上の絵です。近い将来、キンドル的な出版が大勝利をしているとき、出版業界は、上の絵のような「本でしかできないこと」に偏ったおかしな本を、本気で考えなければならないかもです。

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「本にできて、キンドルにできないこと」をツイッターでつぶやいたら、面白いアイデアをみなさんからもいただきました。面白いのをいくつかイラストにしてみた。

これは、「昼寝のとき、顔にかぶせて眠れない」のイメージ。ロボにしか見えない。

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わかるなあ、この男のロマン。「本をくりぬいてピストルを隠せない」です。
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これも笑った。「力じまんで引きちぎれない」。
まあ、キンドルも引きちぎろうと思えばできますが、その前に、心が引きちぎれそうになります。あんな高い商品。

そのほかにも、

「パラパラアニメができない」「袋とじができない」「読んだあと焚き火にくべれない」「床が抜けない」「行間に鼻毛を植えれない(漱石)」「書斎のインテリアにならない」「早弁の弁当隠せない」「著者サインをもらえない」「食べて覚えられない」「ブックオフに出せない」「出入りのドスよけにならない」「鍋敷にならない」「丸めてゴキブリをたたけない」「屋根を葺けない」「読み終わって、いきおいよくパタン!ができない」「筋トレできない」

などなど、秀逸なアイデアをいただきました。

・・・・しかし、こうして見ると、本の中身に関してのアイデアがひとつもない!!
本とは何か?を考えさせられました。

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今週末は、明和電機、イベント目白押し。

ども。こちらは大阪です。

今週末は、明和電機、各地でイベントおこないます。

■大阪は

東急ハンズ心斎橋店

1月16日(土) 14:00~15:00

東急ハンズ心斎橋店の1階で、オタマトーンの製品デモと、サイン会を行います。渋谷ハンズで大好評だった、あの、社長じきじきのオタマ解説。ぜひぜひお越しください。

そしてサイン会が終わったら、御堂会館へ。今注目のパフォーマンス団体が31組が参加するフェスティバルにてライブを行います。明和電機はトリです。なんと入場無料!

オパフェ! -オーサカ パフォーマンス フェスティバル

1月16日 17:20~
御堂会館ホール  

■東京では・・・

そんなこんなで、大阪で社長が暴れてるときに、東京では、明和電機会長、土佐正道があばれております。電子楽器・モバイルDTMイベント「オトダスト」に、会長・土佐正道とオタマトーンが出演いたします。

オトダスト3

  • とき:1月16日(土)18:00〜21:30(開場17:30)
  • 場所:STUDIO CUBE 326 (4F)
  • 料金:前売・予約/3,000円、当日/3,500円(ドリンク代別)
  • 詳細:http://remoto.818nc.jp/otodust.php

その気になれば、すべてのイベント見れますね。
お待ちしております!


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バイオリンがうるさい!

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アトリエで制作するとき、FMを垂れ流しで聞いているんですが、最近気になるのが、歌謡曲のバックに流れるバイオリンがうるさい!ということ。

曲の中で使われる、バイオリンのような弦楽団を「ストリングス」といいますが、このストリングスのアレンジが、うっとおしい。

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イメージで描くとこんな感じかな?
メインの歌の旋律がよくわからないほど、バイオリンが鳴ってる歌がある。

こういう曲を聴くと、頭の中で寸劇を空想してしまう。(以下、その空想)

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A 「曲、できたよ。今度のは超感動ものだよ。ほんといい曲が書けた。聞いてよ。」

そう言って、イケメンロックで売れてるミュージシャン「A」は、ギターと歌だけで
吹き込んだデモテープをプロデューサーに渡した。

B 「Aちゃ~ん、また10万枚、うれちゃうんじゃないの~」

サロンで真っ黒なプロデューサー「B」は、「A」から受け取ったiPhone
のデモテープを聞くため、ヘッドフォンを耳にかけ、スタートボタンを押した。

B 「(・・・・・げ!まったく魅力のない、ボーカルのメロディ!!)」

A 「どう、どう、いけてるでしょ。つらくても、がんばって明日に向かおう!
   っていうオレの今の、いや、みんなの気持ちを込めてみたんだ。」

B 「・・・・うーん。い、い、いいね!これ、いけるよ!」

A 「だろ?Bちゃん。こんどもバシバシ、タイアップとってきてよ!」

B 「う、うん。 (・・・・このままじゃだめだな。アレンジャーのCに頼んで、

    

今回も ばりばり 盛り上げの バイオリン 入れて 

  もらわなきゃ・・・・)」

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この寸劇を想像しちゃうんだよねー。

昔とちがって、バイオリンの音、シンセでもサンプラでも、安くてかなりいい音が出せるようになったからね。ビートルズが「Eleanor Rigby」を録音してた時代とは大違いだ。

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僕とかもヘッドホンで爆音でシンセでバイオリンのストリングス聞くと、「迷子の子猫ちゃん」だって、もう、久石譲かと思うもの。

だけど、それは、音質がすごいのであって、メロディがすごいわけじゃない。
(迷子の子猫ちゃんは、いい曲だけど)

おぼえられないような魅力のないボーカルラインを、おぎなうためのバイオリン軍。
なぜにそこまで、もりあげなきゃいけないのか!!と聞いていて腹立ちます。

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魚器(なき)のことを考える

Yumina

アトピーがひどくなってきたので、病院へ行った。
この季節になると、毎年暴れる。

アトピーは、免疫システムが自分自身の体を攻撃することで
出てくる。
不思議なことだ。すべて自分だ、と思っていた自分の体が、
実は複数のシステムからできていて、ケンカをしあうのだから。

自分とは何か?

そのことを、生物学的に考える、よいモデルだ。

大学院の1年生のとき、僕はスランプになった。
芸術家になりたくて、美術大学へ進み、探求をつづけたくて、
大学院に行った。しかし、いったい何をつくればいいのか、
わからなくなったのである。

悩み始めたときに、小学校以来、発病していなかったアトピーが、
腕に現われた。
そこから免疫システムのことを考え始め、自己・非自己の問題を
考え始めた。

それは、「自分とは何か?」という、精神的な悩みと、直結した。
最終的に僕はそれを考える糸口を「魚」というモチーフに発見した。
そこから生まれたのが、「魚器(なき)」という作品群だった。

最近、その「魚器」のことを考え続けている。
アトピーが出たから、というわけではなく、
根源的な自分の創作の原点を、復習したいからである。

魚器は、未熟で、悩みぬいた20代前半の、
そのときなりの、人生の結論だった。

そこから、明和電機が生まれ、マスプロ芸術が発展していった。


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ミュージシャンのいない、ミュージック・ライブ

さるハゲロックフェスティバル。

めちゃくちゃ面白かった。

一言でいえば

「ミュージシャンのいない、ミュージック・ライブ」

でした。

ただし、この場合の「ミュージシャン」とは、

①恋愛をテーマに、3分から4分の聞いたことのある曲を作り

②それをCDというプラスチック板に何万枚も焼付け、

③テレビ・ラジオの広告タイアップによって、大衆の耳にとどけ

④巨大ホールで、ゴマ粒ぐらいの大きさにしか見えないライブをやる

人のことです。

わかりやすくいえば、「サザン・タイプ」ですね。

(注:バンドとしてのサザンは好きですよ。あくまで商業スタイルとして話!)

しかし、現在は、

①については、「昔の歌のほうが恋愛ソングはクオリティが高い」

②については、「ネットで無料でダウンロードできる」

③については、「テレビCMなんて見ない、グーグル万歳」

④については、「等身大アイドルの手がとどくライブを見たい」

ということになってる。

サザンという巨人ミュージシャンの解散は、時代の変わりめの転換コーンだった。

音楽の産業構造は、大きく変わった。

 

で。昨日のライブは、「サザンタイプ」の対極の「新型ミュージシャン」が
大集合してたんですね。

メジャーとかヒットとかの基準からすると、?かもしれませんが、
実験的精神や、面白さでは、ピカいちでした。

音楽をめぐる時代は多きくかわりつつある中、
こうした突然変異が、新しい時代を行きぬく可能性はありえます。

というか、いまのポップスのほうが、音楽の自由さとは
かけ離れたものになってるのかも知れませんね。


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今週日曜日。さるハゲロックフェスティバルに出ます。

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今週の日曜日、しりあがり寿さんが主催するイベント、「さるハゲロックフェスティバル」に出演いたします。

>>さるハゲロックフェステバルとは?

今回は明和電機というよりは、「オタマニスト(オタマトーン奏者)」として、ゲスト参加します。
流しのオタマニストですね。
「オタマをいっぽーん、さらしに巻いてー」です。

出演するのは、

19:05からの「サイモンガー・モバイル」さんと
26:15からの「パラダイス山元と東京ラテンムードデラックス Featuring 園田ルリ子」さん

の二つのステージです。こゆいです。

ほかの出演メンバーも、みなさんこゆいです。
しりあがりさんの人脈ならではです。
谷川俊太郎さんからスイマーズまで。うーん。

思い返せば、明和電機の初ステージは、しりあがりさんが縁でした。
みうらじゅんさんと、いとうせいこうさんのイベント「大仏連」の
しりあがりさんのコーナーのゲストとして、
お兄ちゃんと「パチモク&コイビート」を演奏したのが、初舞台。

あ、そうだ、しりあがりさんと、安斎肇さんと、なんきんさんが
やっていた舞台「NAS」の前座もやったことがありました・・・。

こゆい。

今回も「カルピス原液、一気飲み」みたいなイベントです。
ぜひぜひみなさま、アルコールで薄めつつ、朝まで楽しみましょう!

お暇な方はぜひぜひご来場ください!


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ブロック式そうじ法の解説

 


   

自分の過去のブログをリミックスしてみました。

 

もとネタは、12月29日の「年末大掃除」に関するブログ。http://maywa.laff.jp/blog/2009/12/post-85ce.html

 

本文の青地部分がもとネタです。

 

 

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今日は部屋を大掃除しました。

 


僕の部屋の掃除の仕方は「ブロック法」です。
家を大きく四つぐらいのブロックにわけ、制限

時間を決めて、順番に綺麗にしていきます。 

 

Bloc1

 

まずはちらかった部屋を・・・

 

Bloc2

   

大ききく四つか五つくらいのブロックに分けます。

 

Bloc3

 

そしてまずは、ひとつの部屋だけをきれいにします。

 

この場合、ブロックでわけた一つの部屋を片付けるためにその部屋にあるゴミやガラクタを、単純にとなりの部屋に移動してもかまいません。

 

Bloc4

 

 

これをひたすら繰り返していきます。

この方法のメリットはふたつ。

 

1 ブロックごとに綺麗になるので、達成感がそのたびにある。

 

    小まめな達成感は、行動意欲につながる。

 

2 早い段階で「片付いた部屋」というビジョンがえられる。

 

 

1 については、犬のしつけと同じです。

こまめな報酬(=掃除の場合は片付いた部屋)が得られると、

続けようという意欲がわきます。

 

2 についてですが、部屋をかたずけられない人を観察していると、

「片付いた状態がわからない」

ことが原因の場合があります。つまりビジョンがない。

または片付いてなあ状態が、当たり前のピジョンになっている。

 

 

Vision

 

 

そこでブロック方では、最初にワンブロック、えらい片付いた部屋を作るんです。

いわばモデルルーム。

この部屋が基準のビジョンとなって、その後の片付けの道しるべとなります。

仮にモデルルームを作るために、その部屋にあったゴミをとなりの部屋に移動し、

再び戻したとしても、以前よりもハッキリそれがゴミかどうかわかります。

これは服の一部を新品にすると、突然その他が汚れて思えるのと同じ。

 

以上、まとめると、「人間はビジョンと達成感があれば行動する」ということでした。


お試しください!


ちなみに大掃除の模様は、すべて本日のツイッターでつぶやきました。 ご覧くださーい。

 

 

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おまけ

ツイッターでの年末大掃除の実況中継(12月29日)をまとめてみました。

ツイッターはリアルタイムだから面白い!ということを痛感・・・

 

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13:54 部屋の大掃除を開始。掃除区域を大きく四つのブロックに分け、

   各ブロックの完成度を制 限時間内に、順番に上げていくべし

   けっして一気にやろうと思うべからず。

    定期的に完成が見え た方が、人間は行動意欲がわくから。

 

◆第一ブロック・・・寝室

 

   
14:40  第一ブロック、ガラスクルー投下。

14:42  サッシの隙間、ハボキ投下!

 

14:45  本棚の隙間、クイックルワイパー、投入!

 

14:46  しかも二刀流!

 

14:51  第一ブロック、清掃完了。これより第二ブロックに移動します。

 

◆第二ブロック・・・キッチン・居間

 

14:59   第二ブロック、キッチン。まずは掃除機の一斉吸引にむけて、

 

      椅子、ゴミ箱、マットなど第三ブロックへ移転。

 

15:01   一気に吸引開始!ゆけえ!東芝VCP9C!

 

   
15:12   掃除機は単位時間あたりのホコリの吸引量は一定。

     ゆえに、ゆっっくりかけるべし! とくにジュウタン。 

   
15:20    食器棚。食器を移動し、超電水、投入!

 

15:40   キッチンの壁のタイル。大型スポンジタワシで一気に!

      キッチンと思うな!洗車と思え!

 

15:56    キッチンのしつこい油汚れ。拭く、という発想ではなく、削る、という発想で!

 

16:17    第二ブロック、キッチン終了。ここでティータイム。お菓子とミルクティー。 

      ご褒美は大切だ。

◆休憩

16:41   武蔵小山名物、ゼイタク煎餅。

      この甘いカリカリが、なぜかミルクティーにあう。あうあう。

 

◆第三ブロック ・・・トイレとお風呂

 

 

16:46   第三ブロック、掃除開始!トイレとお風呂!

 

   
16:50    トイレ掃除の極意は、なんといっても「流せるおそうじシート クイックル様」である。

         一枚のクイックル様でいかに磨くか。である。 

   
16:53     当然、一番汚れてるベンザから始めてはいけない!

        カベ、トイレットペーパーホルダー、床、ときて、

        最後が便器の順番で「クイックル様」を!

 

   
16:58    「クイックル様」は折り返すと8面使える。ペース配分が大切だ。

 

17:02     便器の中は、ミントの香り、トイレマジックリン投入!

 

17:05     「クイックル様」を流すときは、あーあー河の流れのよーにー、を歌う。 

   
17:08      風呂場へ移動。靴下、トレーナー着脱。対水体制に。

          バスマジックリン、ブラシ、すきまブラシ投入! 

   
17:09     合言葉は「まぜるなキケン!」

 

   
17:16     メジの隙間は、必殺スキマブラシ。

        両端にかたいプラスチックの毛がついた歯ブラシのオバケ。 

   
17:34      洗面器、浴槽のしつこい風呂アカは、最終兵器、短冊状耐水ペーバーやすり。

          メラニンより激落ち。 

   
18:11       第三ブロック終了。いよいよもっとも難関な第四ブロックへ。

 

 

 

◆第四ブロック・・・書斎

 

   
18:14      ここが危険なのは、読みかけの本、捨てられないメモ、整理してない名刺などの

         トラップかたくさんあることだ。 

   
18:19      そうした情報戦に巻き込まれないよう、

         「ここにあるのは、本やメモではなく、四角く薄い、植物繊維だ! 

         」と割り切ることが大切。

 

   
18:32      まずは床にあるものを廊下、机の上に移動。一気に掃除機をかける!

 

   
18:35      そして、電子機器、本棚は、クイックルワイパー!二刀流!

 

   
18:53      第四ブロック終了!(ただし情報整理は後回し)。仕上げは玄関掃除!

 

◆玄関掃除

 

 

18:59     玄関はなんといっても、正月の神さまが来るところだからな。 

   
19:01      いったん今日出たゴミをゴミ捨て場へ。

 

    
19:06     固くしぼった雑巾で、玄関ふきそーーじ!

 

   
19:24     玄関に しめなわ、設置完了。カモン!神!

 

   
19:26     これにて本日の大掃除、すべて終了!

         最後の楽しみは、なんといっても掃除機の中のゴミ量の確認・・ 

   
19:30     おお、溜まっとる。ぐふふ。

 

   
19:32     ホッと一息。ほうじ茶で閉め。おつかれさま~

 

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ブログを本にしようとして、大失敗

大失敗をしてしまった。

ブログを本にしようとして。

こんなに落ち込んだのは、ひさしぶりだ。もっとも、ブログに書けるほど、たちなおったのだが。

 

あらすじはこうだ。

年末。仕事を収めをして1月6日の仕事はじめまで、まとまった時間がとれる。

この時間を使って昨年の下半期(7月から12月)までのブログを、手にとれる本にしてみようと思った。

 

僕はブログにその時々の「哲学」を書いている。

自分が何を考え、どんな行動をしたかを、記している。

そのブログをまとめることは、自分の思考の奇跡を手にいれることであり、

その作業にとても興奮していた。

 

休みに入り、たっぷりその作業のためにPCに向かったのだ。

 

ブログは、テキストと画像ができている。

一方、本もテキストと画像からできている。

その変換は容易であろうと、思った。

 

しかし、そうではなかった。

 

ブログと本の違い。ざっくりといってしまえば、それは「フォーマットがあるかないか」の違いだ。

 

ブログはきちんとしたレイアウトがあり、デザインがあると、考えがちだが、

それは大間違いである。

ブログには、フォーマットがない。たんなる文字と画像のベタうちなのだ。

 

一方、本には厳しいフォーマットがある。コンマ一ミリ単位でのレイアウトのデザインが

全体の印象を決める。

 

ブログにはそんなフォーマットのきびしさがない。

ないから、素人でも毎日書けるのである。

ネット広告、よくわからんウェブデザイン、そういうものが入り込んでも

なんら関係ない、図太さがブログにはある。

だからざっくりと書ける

 

それが、本には向いていないのだ。

 

そして、ブログは、「行間」の読み物だ。

改行による「間」のとり方が、リズムをつくり、スクロールというインタラクションとあいまって

独特の文体を作る。

それは、むかしの「巻物」の設計ににているかもしれない。

 

しかし本は、ランダムアクセスを基本とした、「冊子」だ。

各ページは、ずたずたに切り裂かれている。

 

巻物を冊子に変換するのは、不可能だ。

 

おそろしく、ブログを本にする作業に時間をかけてしまった。

そして、完成しなかった。

 

不毛とは、このことか、と思ったが、

何か、ここから学ぶこともあるだろう。

 

ちまたにたくさんのブログ本がある。

しかしどれも、一回読んだら、ブックオフ行きだ。

手元にのこしたいものなどない。

 

それがブログの本質なのかもしれない。

 

 

ただ、可能性がないわけではないだろう。

画期的な編集方法が見つけることができれば、

面白く、ブログを変換できるかもしれない。

 

今日は無理だった。

 

寝る。

 

 

 

 

 

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明けましてオメデトーン。

 

新年、明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いします。
   

               明和電機会長 土佐正道
    

               明和電機社長 土佐信道


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