これはひどい・・・・WAHHA GOGO の最初のスケッチ

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資料を整理していたら、一番最初にヒラめいた、ワッハゴーゴーのスケッチが
出てきた。

これはひどい。

頭が三つ・・・・たくさんの観客の笑い声をだしたかったんでしょう。

手がたくさんついてます・・・・拍手ですね。ゲラゲラわらいながら、手も叩くという。

マフラー・・・・・ヤンキーの改造バイクか?

タイヤ・・・・転がるつもり?どこへ?

頭にアンテナ・・・・ラジコン操作?

これが、

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こうなるわけだからねー。

今日も一日、「笑い」について考えていました。武蔵小山のカフェで6時間。

ワッハゴーゴーの開発スケッチ集を出そうと思っていて、その解説文のために。

考えごとをぶっ通しでやってると、ふと睡魔がくるときがあります。

そのときは、軽く10分でも寝るんですが、

目覚めたときに、問題点が解決していることが多い。

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できあがると、こんな感じかな?

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この夏は、アトリエで展覧会

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今、WAHHA GO GO のスケッチを描いてたり、レリーフを作ったりしてますが、

その展覧会を、今回は、明和電機のアトリ工で行います。

アトリ工、といっても、工場です。

だから、字をよく見てください。アトリ工の「工」が、工場の「工」になってるでしょ。

これを銘々したのは、明和電機専属歌手の、大谷健太郎氏。

今は、どこにいるんだろう。大谷くん。

おーーーい。どこだーーーーーーーい。

さて、この展覧会、夜だけの開催です。

だって、昼間は暑いじゃないですか。

そして、アトリエの外で、テーブルでも出して、

涼みながら、ビールでも飲みたいじゃないですか!





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「笑い」とはなに?

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今日は一日「笑いとは何か」について、考え続けました。

これがけっこう難しい。一般にはですね、

「笑い」=感情

と思われがちだけれど、それは違うんです。

「笑い」は感情表現という、肉体運動であって、感情ではない。

それが証拠に、感情を持たない「WAHHA GO GO」も笑いますから。

でも、そのへんが、まずごっちゃになってしまう。

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そして、「笑いは威嚇が発達したもの」という学説があるように、

コミュニケーションの問題も登場してくる。

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自分なりに、いまのところしっくりきているのは、

生物的に根源的な問題、「生きるとは何か?」という話から始めて、

そこから脳の話、感情の話へ広げて、

そこから機械論的な肉体の話が、実は、脳とか感情を

意外にもコントロールしてるのではないか?

という話にもって行く論法がよいなーと。

すんません。

まだ、うまく自分でも整理がついておりません。

グッドな論理と、キャッチーな説明図ができたら、

発表します。

負けだ、負け。

これじゃ、伝わらない・・・・

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カリスマモデルが・・

毎週読んでる雑誌は?
と聞かれると、週間アスキーと答えます。
毎月読んでる雑誌は?と聞かれると、コミックビームとポップティーンと答えます。
今日の王様のブランチに、ポップティーンのカリスマモデルのくみっきーが出るので見たんですが・・
あれあれ?
かわいいけど、オーラうすいぞ。はしのえみに食われてるぞ。
なんでかなーと思ったら、雑誌ではキラキラ輝いてた、盛りエフェクトがないからだ!
飾りフレームがないプリクラが、ただの劣化写真になってしまうように、
キラキラフレームが消えたくみっきーは、12時を過ぎたシンデレラだったのでした。
でも逆を言えば、世の中には、普通の子がシンデレラになれるエフェクトやフレームがたくさんあるということ。
それはハリボテだけど、楽しそうです。
どうせなら、くみっきーがテレビ画面に出るときは、デジタルエフェクトで、まわりに星とかダイヤとかティンカーベルとか、がんがんに飛ばして欲しいです。

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絵を描いてます

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学生のとき、ピート・モンドリアンの生涯の絵を、連続アニメーションにした作品を
作ったことがある。

若いころは具象的なだった彼の樹木の絵が、彼が年齢を重ねるごとに抽象化していき、
最後は、赤と青と黄色と黒の、ソリッドな絵に変化していく。

絵描きの、自己完結的な脳と目と手のループが、「樹木」を

有機的・情念的フォルム から

機械的・論理的なフォルム へと

変えていく。
そのプロセスが、なんとも面白かったのです。

現在、僕は8月のドローイング展に向けて、「WAHHA GO GO」の
絵を描いています。

「WAHHA GO GO」は、立体作品としてすでに完成しており、
その絵を描くというのは、

「本当は、WAHHA GO GO は、別の設計思想に基づく、
 進化の方向があったのではないか?」

というシミュレーションになります。

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A2 SIZE

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A3 SIZE

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A4 SIZE

いろんな大きさで、同じイメージを描いてみたり、

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Waha_dr_a4_002

アングルを変えてみたり、
部分だけを描いてみたり。

Waha_dr_a2_002

形を崩し、再構築し、
自己完結のループをぐるぐる回して
モンドリアンのように、
イメージ構造の中の「WAHHA GOGO」を
描けたらな、と思います。

絵を描くときのBGMは、これ。
イカれ野郎たちの白鳥。

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オタマトーン、練習してます


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明和電機の新製品、オタマトーン。

試作が届いたので、日々練習をしております。

いままで見たことがない楽器なので、

いったいどんな音楽のジャンルに合うんだろう・・・・

ヘビメタだったら、こんな感じ。

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これはわかりやすいな。テクノ。電卓のかわりに。

 

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案外、これもいけるのではないか?

大正琴がはやったことがある国だからな。日本は。

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まじめにクラッシック。

奏法がバイオリンに近いことはたしかなので。

オタマトーンは、鍵盤楽器みたいに正確な音程が出にくい。

でも、その分、ポルタメントやビブラートといった、

ピアノのような楽器では出せない、面白い奏法ができる。

奥が深い楽器なので、毎日練習してます。

そういえば、

中学校のときにリコーダーにはまって、

放課後、誰もいない教室で練習してました。

日が落ちた教室で、「五木の子守唄」を吹いてたら、

忘れ物をとりにきた女子が、それを聞いて

恐怖で泣き出したことがありました。

さて、最近の練習曲。

ちょっとエフェクトでショートディレイをかけてみました。

YouTube: otama 2009 7 22

それではみなさま、おやすみなさい。

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「A4サイズの脳」のCMのできるまで

Omote

8月23日(日)の明和電機のイベント、「A4サイズの脳」 の広告イメージですが、

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もとはこれ。

スケッチブログなどにも登場していた、

「カフェでスケッチする社長」。

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今回はこの「カフェでスケッチする社長」のイメージの、

頭の中から、スケッチが、どばーーーー!と飛び出してるのがいいな、

と閃いた。

上図は、そのときのメモ。

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で、ちらしのイメージをささっと描いた。

今回は映画風にしたいので、尊敬するテリーギリアム氏のアニメーション風が

いいな、と判断。

顔の感じは、僕の暗黒面も出したいので、陰影が強い絵にしようと。

となると、照明は、レンブラント。

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光と影が強調された照明で撮影。

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バックを黒、
頭と手とペンを巨大化させ、
マグカップを移動し、
気がすむまで、描き込みと着色をしました。

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あらかじめ作っておいた、ちらしイメージと、
完成した絵を合体させ・・・・・

Omote

ちらしが完成。

そして今回は、CMも作ってみました。

これまたテリーギリアム氏のアニメーションを意識しながら、

フォトショでちまちま、コマ絵を描きました。

まともにアニメーションをやってみたの、生まれた始めてかも。

デジスタの審査のとき、いつも思いますが、

ほんとにアニメーターって、膨大な作業量をやってるんですね。

それだけで、まず尊敬です。

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 ビチクソ攻撃や!! <明和電機VSウルトラファクトリー>


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先週末は、京都造形芸術大学のウルトラファクトリーで、ワークショップ。

 

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ヤノベケンジ氏率いるウルトラファクトリーと、明和電機は
現在、対立状態にあり、この冬、決戦を予定している。

で、宿敵・ヤノベケンジ氏の牙城で、警戒しながらの三日間。
問題なく最終日向かえ、帰ろうとしたら・・・・・

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「ビチクソや!! 明和電機の社長のケツが、ビチクソや!!」

とヤノベケンジ氏が大笑いしながら叫ぶではないか。

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みたら、おしりがなぜか黄色。

「明和電機が、ウンチもらした!!
 明和電機が、ウンチもらした!!」

小学生なみに狂喜乱舞するヤノベケンジ氏に、
ウルトラファクトリーの面々も大笑い。

「ほんまや、明和電機が、ビチクソや!
 普段は青い人が、黄色や!!
 うけけけけけけ」

と、高らかな笑いごえが、工房に響き渡った。

いったい、いつの間に?

ぜんぜん気がつかんかった。

僕のイスに、細工がしてあったのか?
はたまた、遠くから水鉄砲のようなものでインクを発射したのか・・・・

と、思っていたら。

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おいおい。

トラヤン。

なにもっとんねん。

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黄色のコピックやないかっ!?

お前か!

音もなく忍び寄って、僕のおしりに

黄色を塗ったのは!!!

くそう。

このお返しは、かならず・・・・・・

(つづく)

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京都でイメクラ

京都でイメクラしました。

正確には、デザイナーのユーリ君スプツニ子さんが行ったワークショップにゲスト出演。
場所は京都造形芸術大学。ウルトラファクトリー。

未来のイメクラを作り、音で再現、という面白い実験でした。

・草食系男子の吸血鬼
・戦争萌の三人娘
・お父さんいじめ
・死んでく彼氏萌 シンデレ
・壮大な男根

などの奇抜なイメクラができてました。

最後は真っ暗闇の部屋で発表会。音ですからね。

多分、ユーリ君が作品をネットにアップする予定。お楽しみに。

さて。

ウルトラファクトリーといえば、宿敵ヤノベケンジ氏。

今回は油断をしていたら、とんでもない攻撃をくらいました。

その攻撃とは、

「イエローマジックオシリ攻撃」

略してYMO攻撃。

こ、こ、これはひどい。

プライドずたずたになりました。

その内容とは・・・

(つづく)

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オタマトーン、ついにお披露目!!

本日、ビックサイトのオモチャショーにて、明和電機の新製品「オタマトーン」が
正式にお披露目となりました!!

わーーい!    

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今日は朝からビックサイトへ。

決断ポトフさんの取材もうけました。

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一般発売は、9月を予定しています。
みなさま、お楽しみに!!

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で。
お台場といえば、1/1ガンダム。
でかい。

正直、感動してしまった。
ガンダムの大きさにも感動したが、
それよりも感動したのは、

スペックをべらべらしゃべってウルさい男はずの
あのオタクの男たちが、
まるでシルクロードの苦難の旅を終えて
敦煌の巨大仏像を前にして、静かにたたずむ僧侶のように、
真剣なまなざしで見つめていたことだった。
あっちも。
こっちも。

奈良の仏像もそうだけど、
巨大である、という存在は、
自分の人生を問うてくるね。

親父がつぶした明和電機の、つらい小学生時代とか、
思い出したりして。
初代ガンダムが放映されてたころの。

このガンダム、目が光って、ミストを吹いて、
最後は首をふって、宇宙(そら)を見上げる。

これがねー。
泣けるんですよー。

なんでかな。
映画「ガタカ」のラストシーンに通じる、せつなさがある。

 

ということで、オタマトーンも発表されたことだし、
ガンダムの前で、一曲演奏。

あ。
これシリーズ化しよ。

世界の国からオタマトーン。

9月にはウィーンにもいきますしね。
オペラハウスの前で、ワルツ。
いいねー。

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