商品のネーミングって、ほんと、大事です

「明和電機さんの作るものの名前って、おもしろいですね」

とよく言われます。

もーね。

そこは、練りに練ります。

よく公募展とか見にいくと、作品で、「無題」というのがあります。

「なんで作品名をつけないんですか?」

って質問すると、

「わたしは作品で勝負している。作品を見てもらえばすべて伝わる。
 名前も、作品を縛るので、あえて無題とした。それが誠実なのだ。」

とか答えたりする人がいる。

こらこらー。ちゃうでしょう。
誠実なのは、

「作品と等価の言葉を、私たちの生きている世界の中から見つけてあげること」

でしょう。
言葉は少なすぎても、多すぎてもいけない。
ぴったりの言葉をみつけてあげる努力をする。
それが、自分が作った作品に対する、誠実さだと思います。

だって、自分の子供に「無題」ってつけないでしょ!!

で、オタマトーンの話。

このネーミングは、かなり悩みました。

最初に「オタマ」という名前がぴったり!ということになったんですが、

すでに、商標をとられて、使えないことが判明。

さあ、こまった。

Wahha_sketch_042

それで、別案をいろいろ考えました。
「オンプー」「オタマジャクソン(これは、やばかった)」「プーニー」とか。

で、その中で、一瞬、これだ!と自分の中で決まりかけたのが、

Wahha_sketch_041

「オターマ」。

アメリカ市場をねらうなら、これしかないだろうと。

上図は、南アフリカに向かう飛行機の中で描いたスケッチです。

ぜんぜん似てないな、オバマさん。

でも、帰国して調べたら、「オターマ」も、商標をとっている「オタマ」に
似ているので、ひっかかるらしい。

さあこまった、とおもったときに、素直にひらめいたのが、

「オタマトーン」

エレクトーンのノリですね。

意外に、気がつかなかった、ほんと、素直な名前です。

大切なものは、案外身近にある、ということ発見した、ネーミングでした。

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