爆笑と感動のロボット対決でした。 高専ロボコン全国大会




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おとといの11月21日(日)、両国体育館に「高専ロボコン全国大会」を見にいってきました。もーね、涙、涙ですよ。

ちなみに「ロボコン」と呼ばれるロボットコンテストはいろいろあります。サッカーロボットが競うのは「ロボカップ」。格闘技ロボットが競うのは「ロボワン」。そんな中で、毎年NHKで放送されているのが、全国の高等専門学校=高専のみなさんが、テーマにもとづくロボットを製作し競う「高専ロボコン」。ちまみに僕が今年レポーターを務めたのはその大学生版、「大学ロボコン」です。・・・・理解できました?

会場にかなりのメガネ率の高さをほこる理系男子のみなさんが、自慢のロボットと共に入場。今年のテーマは「激走!ロボ力車」ということで、なんと二足歩行ロボットが、人間を乗せて走る!というもの。まじすか!

放送は12月 4日(土) 午後11時00分~11時59分 総合

なので、ネタばれになるのでくわしくはかけませんが・・・・ひとつだけ!

出場チームのひとつに、「プリンがケーキに変形(?)する二足歩行ロボット」というのがあったんですね。もー、そのコンセプトからわけがわからなくて爆笑だったんですが、残念ながらこのロボット、初戦で負けてしまった。

そしたら、いきなりチームのリーダーと思われる、若いころの伊集院光似の男子が、客席に向かって「母ちゃん!お誕生日おめでとう!バースデーケーキだよ!」って叫んだんですね。なんとそのケーキ型ロボットは、母親への誕生祝いだったという・・・

チームで開発したはずのロボットなのに、君んちのお祝いごとなんだ、なーんて突っ込みも吹っ飛ぶくらい、その光景は感動的だったんですー。おもわず涙でした!

とにかくこんな感じで、技術もアイデアもぶっ飛びロボットが満載なので、是非みなさん、放送をご覧ください!理系男子たちの涙にきっと感動しますよ。かれらの涙には「努力と知恵と機機械オイル」が溶けてますからね。

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「まさにアンドロイドケータイ・・・ですね」 石黒先生と対談 TEDxSeeds

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先週の土曜日、TEDxSeeds 横浜の赤レンガ倉庫で開催され、スピーカーとして参加しました。たくさんのプロフェッショナルなみなさんのトークが聞けて、面白かった!明和電機は午前中、「声の機械/ボイスメカニクス」についてソロでトーク。そして午後のスピーチの最後に、石黒先生と対談しました。

石黒先生との対談は初めてではなく、今年の3月に東京都現代美術館でロボットをテーマに対談しました。(くわしくはここ! と ここ!)なので今回は二回目。

対談前、となりに座った石黒先生が、なにやらカバンをもぞもぞ。いきなり人形のようなものを取り出して、「明和電機さんのオタマトーンに挑戦です!」と。見ると、あの話題のテレノイドのミニサイズではないか!

ご存じない方のためにご説明すると、「テレノイド」とは、遠隔操作可能なコミュニケーションツールとして開発されたアンドロイド。現在、「新しい人間型ケータイ」として開発をしているそうなのです。そう、まさに「アンドロイド携帯」なのです(中身もホントにアンドロイドらしい)。

このテレノイド、手も足もありません。つまり「限界までそぎ落とされた人間存在」を造形にしたものです。これを芸術作品として見ると、実に面白い。

ジャコメッティという彫刻家は、ペラペラに薄い人間の彫刻を作り続けたのですが、それは極限まで削られた人間像。これとテレノイドは似ている。近代以降の芸術には、こうした限界までそぎ落とすことで、「人間とは何か?」と問いかける作品がたくさんある。しかし、多くの芸術作品はその歴史の過程で「具象」から「抽象」へと突き進み、難解なものになっていく。けれどテレノイドは、いきなりそんな流れの中にまっとうな「具象彫刻」として登場した。これが痛快。

さらにおもしろいのは、その具象彫刻は機械という構造を持ち、さらにケータイ電話として社会化を目標としているということです。これは本来ならば芸術家の独占だった「不可思議」の領域を、みごとに工学者が浸食して理解可能なものにし、大衆化しているということです。

かつて写真術が発明されたとき、ドラロッシュは「絵画は死んだ」と言いました。そんな風に産業革命以降のテクノロジーの進歩は、どんどん芸術家の居場所を浸食しています。そのため芸術家は工学が届くことができない創造性の領域に「逃亡」しなければならなくっています。

これは僕はとてもステキなことだと思います。芸術家たちが、その根源である「創造性」の世界に追い込まれるなんて。

ステージに上がった石黒先生と僕は、それぞれテレノイドとオタマトーンを持ち、まるで「大人どうしのオモチャ自慢合戦」みたいでした。

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「明和電機クリスマスライブ2010 ボイスメカ二クス」 ちらしできました。

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12月19日の明和電機ライブのちらしができました。出演メンバーのプロフィール入りです。拡大して読んでください!プリントアウトして職場や学校に張ってください!

・・・チケットは、若干まだあるようです。売り切れてたら、ゴメンナサイ!

さて、このチラシのイメージのもととなったのが、スタローンが監督した映画「エクスペンダブルズ」。見てきましたよ、参考のため。おもしろかったんですが、ひとことでいえば、

おじさんたちが釣りにつれそって行く現象を100万倍濃くしたような映画

でした。ほら、釣りに集まって行く仲良しおじさんグループってあるじゃないですか?あれの「脳みそ筋肉バージョン」でした。映画見たあと、この「ボイスメカニクス」のビジュアルを見ると、ああ、まともに戦ったら、スタローンの軍団には絶対勝てない男たちだな、と我ながら思いました。

まともに戦わずに知恵をしぼり、数々のとんちきマシン、姑息な罠、ダメなときはひたすら逃亡、なら勝てんのか?とも思いましたよ。

まあ、そんな感じのライブです(どんなだ?)

ご期待ください!

 

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ロボットアニメの歌を一人称にすると・・・

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ロボットに感情はないんですが、人間はどうしてもそこに感情を見つけようとする。よく言われうことだが、西洋ではその感情がなぜか人間への敵意に結びつきやすく、ターミネーターのように人間に攻撃するロボットになる。アニミズムの国・日本は、その反対で、人間への親しみという感情を持ったロボットが多い。

じゃ、どんだけ親しいのよ?と思ったときに、いろんなロボットアニメの歌を、ロボット側からの言葉に置き換えたら、日本人のロボット観がわかるんじゃない?と思いやってみました。

私はアトムです。ジェットエンジンで成層圏を抜けて宇宙へ行けます。「やさしい心システム」を持った科学的な子供型ロボットです。十万馬力です。

私はグレートマジンガーです。
ロボットなので涙は出ません。でも人間の友情は感知できます。サンダーブレークとかグレートタイフーンとか嵐をよぶ武器を持ってます。

私はドラえもんです。
人間はあんなことやこんなことが実現できたらいいな、というので不思議なポケットで現実化してます。例:タケコプター。人間から大好きだと言われます。

私はガンダムです。人間から「燃え上がれ、走れ、闘志があるなら敵を攻撃しろ、正義に基づく怒りをぶつけろ」と、命令されます。

・・・・なんか大変だなあ、ロボットって。という感じですね。泣けてくる。大きく分類すると、アトム、ドラえもんのような友情型ロボットは、やさしい命令口調、マジンガーZ、ガンダムのような操縦型ロボットは、「馬車馬のように働け」的な命令口調。いずれにしても命令口調。

これをツイッターでつぶやいたら、いくつか返信をいただきました。

私はジャイアントロボです。太陽を背に受け叫びます。勝利の凱歌が正義の旗です。進みます。起ちます。:

私はダイターン3です。人間から「カムヒヤ!」と呼ばれます。日輪の輝きを胸に秘め、私の体は燃えています。宇宙の果てに消えようとも戦います。私はそうやって、輝く銀河を駆け巡っています。 :

私はガガガガガガガオガイガーです。ゾンダーが許せないので立ち上がります。超人合体してディバイディング・ドライバー!みんなの勇者王だよ!ガガガガガオガイガー。〈一人称ロボットアニソン :

私はエヴァンゲリオンです。私は、いたいけな瞳で見ていただけなのですが、お前には羽根があると言われました。窓から飛んで神話になれと、残酷な要求を突きつけられています。

・・・・一応時代ごとに並べたんですが、どんどんわけがわかんなくなってますね。ロボットの定義も複雑化しています。エヴァンゲリオンはロボットなのかどうかあやふやです。

どなかた暇な方。このロボットアニソンの言葉を、テキストマイニングして、日本人のロボット観の歴史的変化を分析してくれませんか?

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バカロボ IN ブダペスト 結果発表!!

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すっかりご報告がおそくなってしまいましたが、先週の日曜日にハンガリーはブダペストで行われた「バカロボ ヨーロッパ大会 IN ブダペスト」の結果発表です!

日本に送られてきた参加者のスケッチを見て、「え?だいじょうぶなの?」と心配してましたが、なんのなんの、イベントもロボットもしっかりしてました!それでは詳細について、現地で録画された映像をもとにご紹介します!

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もともと明和電機プロデュースで日本で開催されていたバカロボ。白衣のコスプレで審査員をやっていたんですが、そっくりブダペストにもこの「様式」は受け継がれ、審査員全員、白衣でコスプレ。わはは。

 

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司会の女性の方も、えらいキレのいいプロフェッショナルな方でした。言葉はまったくわかりませんでしたが、会場が彼女の発言でどっかんどっかん笑っていたので、たぶん日本でいうと、楠田江里子みたいな感じの方なんでしょう。予想ね。

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僕は、ジャンボオタマトーンを持って行って演奏。ブダペストだけに「ハンガリー舞曲」を演奏。ベタですが、うけてました。また、現地の人なら誰でも知っているというアニメのテーマソングも演奏。これもウケてたなー。なにやら昔の神話をテーマにしたアニメらしく、たぶん日本でいうと「まんが日本昔話」の、坊や~よいこだねんねしな~、みたいな曲なんだと思う。予想ね。

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最初のロボットは、光るハエをおいかけてくる、ごみ箱ロボット。日本のバカロボで活躍した「プッシュくん」もごみ箱だったなあ・・・。

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「フラフープをするロボットです!」というから、さぞ機構も複雑とおもいきや、ドリルの先に付けた人形がリングを回すという、かなり人をなめた一品。笑ってしまったけど。

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「市場でどっちのリンゴにしようか迷っている主婦」だそうです。ライントレースの単純なロボットなんですけどね。衣装がよい!

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フラメンコロボット。観客の拍手の量で動きが変わっていた。ぱかぱか開く扇子がユニーク。

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「中にヤギが入っていて、近づくと逃げる」ロボット。なんじゃそりゃ。ちいさすぎるやろ!ヤギには!でも今度はゾウを入れるサイズも作りたいと言ってました。

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これが僕は一番笑った。冷蔵庫を開けると、ガタガタ寒さで震えている2台のロボット。

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一匹に話かけると、その言葉を真似をし、さらに隣のロボットがそれの真似をする。声の高さはランダムに変わってました。

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これはまじめだったな。会場の騒がしさに反応して動く、植物型ロボット。

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これも笑ったなー。「三つあるケーキの、どれにしようか迷ってる、女心を表したロボット」だそうです。いい動きだったなー。

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尺取り虫型ロボット。ぜんぜんリンゴにたどりつけない。

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「ロボットと私はできてます。ロボットは私に恋してます。そんなロボットってバカロボだと思う」という感じのコンセプトで、市販のロボットを持ってきたので、おもわず「0点」をつけてしまいました。手を動かして、モノを作ろうよ!そんな代理店仕事みたいな発想じゃなくて!

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ハンガリーには「壁に向かって豆を吐く」ということわざが、「まったく無意味なことをする」ということなのだそうです。で、豆を吐くロボット。それだけだけど笑った。

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そしてこれが今回の優勝ロボット。猫のぬいぐるみを探し出し、またがり、舌でべろべろ舐めるロボット。ほんとはよだれもたらしたくて、その機構も装着していたが、会場の都合でたらせなかったそうです。

 

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優勝賞金は2000ユーロ。うれしそうですねー。

今回ハンガリーのバカロボを見て「日本とハンガリーのバカロボの違いはなんだ?」ということに注目しました。ひとつわかったことは、

日本・・・・・・・・・母性型

ハンガリー・・・・父性型

ということです。日本のバカロボを見ると、開発者は、とにかくロボットを説明しようとし、近くにいようとします。その姿はまるで「参観日で子供のことが心配でしかたのないお母さん」という感じ。つまりロボットに過保護。母性型。よく言えばそれが親しみやすい日本のロボットを作る言動力になっているのでしょう。

ところがハンガリーの開発者は、スイッチを入れたら、あとは客観的にほったらかし、という感じでした。クールなんですね。その距離感は父性的でした。

共通点して感じたのは、「どこの国にもバカはいる」ということでした。バカロボのコンテストはもちろんロボットのコンテストですが、いつも思うのは、そんなロボットを考える人間って、ほんとバカだなあ・・・ということです。そんな人間が日本にもハンガリーにもいる。おそらく世界中にいるのでしょう。

今回のブダペストのバカロボで、僕は自分が作り出したイベントが国境を超えるという、「文化の輸出」を体験しました。まったく同じ形式のイベントが、日本と東欧でおこなわれている。それはちょうど、アメリカのクイズ番組「ミリオネア」を、みのもんた司会「ミリオネア」として見たときに感覚にも似ていました。

今回の大会を皮きりに、せかいじゅうで「バカロボ」が開催されるといいな、と思いました。オリンピックなみの規模になれば、たぶん、戦争はなくなると思いますよ。バカバカしくて。


現地スタッフの方が撮影した、フリッカーの会場写真はこちら!>>

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ブダペストで「バカロボ」開催!!

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「ロボットってそもそも”バカ”なんじゃないか?でもそれを長所とし、人間を笑わせるロボットが開発できたら、ロボット技術の進歩と人類の明るい未来があるんじゃないか?」という壮大な発想のもと、2007年と2008年に、わたく明和電機社長・土佐信道が企画し開催されたコンテスト「BACAROBO バカロボ」。そのまじめでバカバカしいコンテストが、なぜか日本からハンガリーのブダペストに飛び火し、開催されます。「BACAROBO EUROPE2010 Budapesut」!!

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ということで、現在社長は審査員として、ブダペスト。華やかなヨーロッパ文化と共産主義の匂いが残るこの国について、まずは勉強してげおかなければ、ということで到着一日目は国立博物館でハンガリーの文化と歴史について下調べ。

「ロボットと笑い」という共通のテーマだけど、おそらく日本とハンガリーでは違うはず。審査員のコメントで、僕がよかれと思ってしゃべったギャグに、ハンガリーみなさんが顔面蒼白!という事態は避けたいですからね・・・

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さて、ご存じない方のためにご説明しますと、この「人を笑わせるロボット」のコンテストには、「バカロボ三原則」というのがあります。この三原則を満たすロボットが、ステージで公開にて人を笑わせ、もっとも可笑しいロボットが優勝!というものです。

2008年大会が東京の渋谷にあるヨシモト∞ホールが開催されたのですが、このコンテストをブダペストにある「キッチンブダペスト」というメディアアートセンターの方がごらんになり、「これはおもしろい!ハンガリーでも開催したいけどいいですか!お金はないけど!」ということになったんですね。僕としては、バカロボが世界じゅうで開催されたら、さぞ人類の未来は明るいぞと思っていたので、どうぞどうぞと。ただし、バカロボという名称とか、CIイメージは残してくださいね、ということでお渡ししました。

そして、今回のブダペストでのバカロボの開催ということになったわけです。事前の開催側から、「こんなロボットがノミネートされました!」というアイデアスケッチが送られてきましたが・・・・それを見て驚愕。

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・・・・ゆるい!ゆるすぎる!

はたして大丈夫なのか?このゆるいロボットを見るために、わざわざ香港経由ロンドン行きからブダペストで14時間もかけて飛行機できてよかったのか?もしかして、バカロボを見にきた僕が,まさしくバカを見る、という事態にならないか?

ということで、このあと8時間後に本番がスタート。ドキドキです。

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コムデ・ギャルソン ロンドンで明和電機展示 二日目

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ロンドン二日目。

昼間はテートモダンに行って「アイ・ワイワイ」の展示を見る。びっくりしたなー。運動場ぐらいの広さの場所に、陶器でできたイミテーションのひまわりの種がびっしり。迫力ありました。

さて、夕方からドーバーストリートに行って、コムデ・ギャルソンのお店で展示作業。製品たちも無事に届いていホッとしました。お店が閉店とともに、えいや!と製品の開梱・組み立て。

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現地のスタッフのみなさんも、黙々と作業。いやあー頼もしいですね。働く男たち!7時半からスタートして、12時前にはマネキン、製品の設置が終わりました。みなさま、ありがとうございました。

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お店では、東京の表参道のお店でも売っていた明和電機Tシャツ(ロゴバージョン、パチモクコイビートバーション)にくわえ、オタマトーンも販売してもらってます。流行るかなー、ロンドンでオタマトーン。

ギネスを飲みたいのをがまんして、ホテルへ。明日は早朝、ブダペストへ向けて出発。寝ておかなければ・・・・。





























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明和電機クリスマスライブ2010 「ボイスメカニクス」



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明和電機のひさしぶりの単独ライブ、「明和電機クリスマスライブ2010 ボイスメカニクス」。いよいよ11月1日、前売りチケット発売です。

今回のライブのテーマは「声」。エジソンの”メリーさんの羊”から始まった「機械と声」のテクノロジーを、明和電機が開発する人工声帯ロボットまでをつなぎ、数々のおもしろ楽器と、おなじみの明和電機の名曲でつづる、メカニカル・ミュージックショーです。

出演は、明和電機社長・土佐信道はもちろんのこと、久しぶりの「経理のヲノ」さんことヲノサトル氏。そしてこれまた久しぶりの「研究員のクワクボくん」ことメディアアーティストのクワクボリョウタ氏。また、脇を固める工員さんは、海外ライブで腕をならしたODAとKIMURA。(そして、ゲストも仕込み中)。

もちろんオタマトーンの大合奏もあり!ぜひみなさん、「マイ・オタマトーン」を持って、明和電機のちょっと変わったクリスマスライブにお越しください!

キューブプレゼンツ 明和電機クリスマスライブ2010 「ボイスメカニクス」

◆とき:12月19日(日)OPEN 19:00 / START 19:30
◆ 場所:品川よしもとプリンスシアター
◆j入場料金:前売り¥3,500 / 当日¥4,000(全席指定)
  11月1日(月)一般発売開始

●チケットぴあ
TEL :0570-02-9999 Pコード:597-791

●ローソンチケット
TEL :0570-084-003 0570-000-407(オペレーター対応)
Lコード:38685

●CNプレイガイド
TEL :0570-08-9999

●イープラスhttp://eplus.jp

◆ 品川よしもとプリンスシアター公式サイト:http://www.yoshimoto.co.jp/ypt/

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コムデ・ギャルソン ロンドンで明和電機展示

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こちらはロンドンです。表参道のコムデ・ギャルソンで展示されていた明和電機のユニフォーム&製品を、ロンドンのドーバーストリートにあるコムデ・ギャルソンのお店に移動。その展示作業で来ています。

秋のロンドンはほとんど曇り空で、ロンドン在住のユーリ君いわく、「あの曇り空で、ロンドンに移り住んだ日本人はみんな鬱になる」だそうです。アタックが強い曇空ですが、たしかに今日も曇ってますねー。

さて、なぜ明和電機がコムデ・ギャルソンで展示することになったかといいますと、川久保玲さんが今年の春に東京都現代美術館で行われた明和電機の展示プランを見たそうなんですね。で、これは面白い、お店にこのユニフォームを展示してみたい、ということになったそうです。現代美術館の展示は、僕は民族博物館を意識しました。明和電機のユニフォームはご存じのように典型的な高度経済成長期の日本の中小企業のイメージです。世界的にもこのスタイルは変わっていて、ワイシャツにネクタイという「ホワイトカラー」の上に、なぜか作業着という「ブルーカラー」の服を着ています。こんなハイブリッドな着こなし、世界じゅうを見ても類がない。つまり、民族衣装として見ても、かなりユニークなんですね。なので、製品といっしょに博物学的展示をしたら面白いと思い、ガラスケースにマネキンということにしました。

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表参道のコムデ・ギャルソンのお店には、古いガラスケースが並んでいて、実はこれ、大英博物館にもともとあったそうです。なるほど、それで博物学展示が似合うわけですねー。
川久保さんも、その辺りがピン!ときたのではないでしょうか。

展示作業は、本日の夕方から。がんばります。

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よく「明和電機の制服は何着あるんですか?」と聞かれますが、明和電機にあるすべての制服を数えたら、40着ぐらいあるんではないでしょうか?バージョン違いもいろいろあって、おなじみのスタンダードモデルから、ヤンキーバージョン、アニエス・べーにオートクチュールで作ってもらったバージョン、ピンク色バージョンとかいろいろあります。

スタンダードバージョンは、ネットで売っています。岡山の「ヤマメン」という制服メーカーさんが、作ってくれいてます。特徴は、静電気防止、肩に繋ぎ目がないので作業しやすい、タグに明和電機社歌が書いてあるなど、凝っています。作業着としてすぐれてますので、日曜大工のお父さん、家庭菜園のお母さん、一着いかがですか?





















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理系のエクスペンダブルズ

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もうそろそろ年末か・・・。早い!

でも今年の12月は、明和電機、久しぶりの単独ライブを行うので大忙しです。日時は12月19日、場所は品川プリンスの中にある、「よしもとプリンスシアター」です。

で、ただいま、そのライブのための宣伝用ビジュアルを思案中。明日はカメラマンの三橋さんにメンバーの集合写真を撮ってもらいます。今回はひっさしぶりに「経理のヲノさん」ことヲノサトル氏が明和電機に出向。そしてこれまたひっさしぶりに、メディアアーティストのクワクボリョウタ氏が、研究員として参加。脇を固める工員A&Bは海外ライブで腕を磨いたODA君とKIMURA君。オールスターキャストだね。これはもう、

男くさい(理系の)

ライブになりそうです。なので宣伝ビジュアルも、「エクスペンダブルズ」みたいなのがええなあ・・・・理系だけど。

ライブタイトルは「ボイスメカニクス」。一般チケット発売は、11月1日からですよー。

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