明和電機 – Maywa Denki

Monthly Archives: 7月 2022

明和電機ミュージックマシーン店


おかしな楽器が大集合「明和電機ミュージックマシーン店」

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明和電機ミュージックマシーン店は、明和電機が開発したさまざまなナンセンス楽器を販売するお店です。
大ヒット音符型電子楽器「オタマトーン」や、寿司型DJトイ「SUSHI BEAT」、100Vの電動楽器「ノック!シリーズ」など、ユニークな発想とサウンドの楽器たちを多数とりそろえました。これまでの楽器の常識を超えた「ナンセンス(超常識)」な楽器たちをお楽しみください。

明和電機代表取締役社長
土佐信道

 

インタビュー「明和電機のつくるおかしな楽器店とは?」

秋葉原ラジオデパートの中に7月23日、明和電機の楽器店「明和電機ミュージックマシーン店(略してMMM)」が誕生します。「まともな楽器はひとつもありません!」というこのユニークな楽器店への意気込みについて、明和電機社長に聞きました。

—なぜ楽器店を作ろうと思ったんですか?
明和電機はこれまで、秋葉原ラジオデパートの中に「明和電機秋葉原店」と「ラジオスーパー」という二つの店舗を3年間運営してきました。 「明和電機秋葉原店」は明和電機の初めての直営店で、店内にギャラリーを作り、アートや書籍、グッズや制服など幅広く明和電機の活動の全体を紹介するお店でした。「ラジオスーパー」は、明和電機のようにユニークなアイデア商品を作るみなさんに販売チャンネルを秋葉原に作るお店でした。

これらのお店たちは、いわば明和電機とそのまわりのユニークな「ものつくり」について、広く「面」で紹介するお店だったんです。それを今度はぐっと焦点をしぼって「点」にしたいと思いました。その点がなにかな?と思ったときに、楽器だったんです。

 
—そういう変化はなぜですか?
大きくふたつあります。
ひとつは新型コロナの影響です。お店のある秋葉原は、海外からの観光客の激減だけでなく、秋葉原にくる人そのものが減りました。ネットでのエンタメやコミュニケーション、商品の売買などのがコロナ禍でいっきに加速したからです。わざわざ秋葉原に来なくていい。そのため現在、秋葉原のあちこちで空き店舗が目立ちます。

明和電機もオタマトーンなどは巣ごもり需要でぐっと伸びたんですが、実店舗は売上が激減しました。逆にいえば、わざわざリアルなお店でなければ体験できないことがより必要でした。なにかなあ、と考えたら楽器でした。楽器は持ったときの感覚や体に響いてくる音など、スマホやPCの画面だけで見てもまったくわからないからです。

もうひとつの理由は、明和電機はライブコンサートで100Vで動く電動楽器を演奏することを、もう30年くらいやってます。なんでずっとやってるかというと僕が演奏していてメチャクチャ面白いからです。

基本は100Vでソレノイドを動かしてものを叩くノッカーですが、スイッチを軽く押すだけでドン!とでかい音がしてすごく面白い。展覧会でノッカーを展示すると子供は狂ったようにずっと叩いてる。おそらくスイッチのリモートコントロールって、人間の原始的な衝動に訴えるのだとおもいます。

こんなに面白いのになんでみんなやらないんだろうと思ったら、そもそも楽器がなかった(笑)。明和電機もその楽器の販売はやらなかった。自分たちだけが楽しんできた。

でもノッカーを動かす機構の設計力や、MIDIで100Vを制御するノウハウとかはメチャたまっている。30年間せかいじゅうでコンサートをやって修羅場をくぐってきたので。ならばそのおもしろさを普及する楽器を売ってみようと。そんな楽器が、人工声帯で歌う機械とか、ゴムのベースとか、明和電機にはいろいろあります。

 

—お店の特徴は?
まずお店で楽器の音が出せるように防音室を作りました。これまではラジオデパートは小さなお店の集合体なので、楽器の騒音問題がありました。オタマトーンがお客様が試奏するときもヒヤヒヤでしたが、それが防音室で解消でき、思いっきり演奏できるようになりました。

また店員さんが作業するスペースも作りました。これまでもお店で部品の組み立てや修理をやったりしてたんですが、より効率よくそれができるようになりました。またネット販売とリアル店舗の販売をより結びつけるために、在庫と配送作業が店舗でもできるようにしました。これで配送が一本化でき、かつ、ご贈答用の配送などのお客様へのサービスも行えるようになりました。

—具体的にどんな楽器がありますか?
音符型電子楽器の「オタマトーン」や、寿司型DJ楽器の「スシビート」などの定番のオモチャのほかに、100Vでノックする「ノック!シリーズ」や、ゴムが弦になってるベースの「ゴムベース」、テルミン風オタマトーンの「オタマミン」、世界初ヘッドマウント楽器の「ベロミン」など・・とにかくまともな楽器はありません!なかなか口では説明しにくいので、お店で体験してほしいです。防音室で思う存分に。

 

—どんな楽器店にしたいですか?
かつては秋葉原にも楽器店がいくつかあったんですが、今はなくなってしまいました。残念です。でも千石電商さんのギターパーツ店ような、日本一の品揃えの楽器の部品屋さんはあったりするのは秋葉原ならでは。明和電機の楽器屋もここにしかない、という楽器店を目指したいですね。シンセサイザーの専門店でいえば、原宿のFiveGとか、ベルリンのSchneisersladenみたいなマニアックなお店は、いくだけでテンションがあがります。

 
—最後にお客様にアピールを
楽器だけでなく、さまざまなナンセンス製品を作っている明和電機ですが、とにかく常識とは固定されたものではない、ということですかね。楽器はとくにギターとかシンセとか、定番が決まってますが、本来音楽とは「音を楽しむ」と書くように、音が出ればなんでもいいわけです。明和電機ミュージックマシン店でナンセンスな楽器にふれて、そうした固定観念や常識をぶっこわしてほしいですね。そして気に入ったら買ってください。(笑)

—ありがとうございました。
 

来場者プレゼント「MMMアクリルキーチェーン」 明和電機ミュージックマシーン店では、オープンを記念して、土曜日、日曜日、それぞれ先着100名様に「MMMアクリルキーチェーン」をプレゼント!


7月23日、24日は混雑緩和のため入場制限を設けます。
7月22日20:00に明和電機STORESにて入場チケット申し込みを開始します!
明和電機STORES> https://maywadenki.stores.jp/
 
 
明和電機ミュージックマシーン店
場所:東京ラジオデパート2F
時間:12:00~18:00 (火曜定休)
問合せ先:mail@maywadenki.com

明和電機ロボットライブ&オタマトーン体験会


明和電機ロボットライブ&オタマトーン体験会

明和電機  
土佐信道プロデュースによる芸術ユニット「明和電機」がオタマトーンを演奏するロボットと共演、音符の形の電子楽器「オタマトーン」の体験会を実施!実際にオタマトーンをさわって演奏してみよう♪そのほかにも、楽しい企画が盛り沢山!

■日にち:2022年8月6日(土)7日(日)

ライブ①11:00~11:30 体験会①12:00~12:30

ライブ②13:00~13:30 体験会②14:00~14:30

ライブ③15:00~15:30 体験会③16:00~16:30

■場所:アリオ蘇我 1階サンコート広場

 
★同時開催!ガチャ玉すくい
最新のロボットを操縦(体験)し、ガチャ玉をゲット!ガチャ玉の中身はお楽しみ♪

先着200名様

11:00~16:00※最終日15:30まで

 
参加条件:アリオ蘇我LINEお友だち登録の方

対象:小学生以下のお子様

※LINEお友だち登録1件につき、1名ご参加できます。

※混雑時は早めに受付を終了する場合がございます。

https://soga.ario.jp/event/2100003687/

明和電機 広島出張所


明和電機広島出張所開催決定!

「明和電機 広島出張所」
広島が生んだ世界的アーティスト、明和電機のポップアップショップがエディオン蔦屋家電に初登場。
オタマトーンや夏休み工作キット、ナンセンスな新型楽器など思わず爆笑&感動なアイテムが大集合!

■会期:2022年08月09日(火) – 2022年08月22日(月)
■時間:10:00~20:00(最終日17:00閉場)
■場所:エディオン蔦屋家電 3Fイベントスペース
(広島県広島市南区松原町3番1-1号 EKICITY HIROSHIMA 1階-3階)

 
公式ページ> https://edion-tsutaya-electrics.jp/hiroshima/event/2022/07/meiwa.html

講演会:がらまんデジタルクリエイティブミーティング 2050年のアートとテクノロジー 僕らの未来は、はてななのか?びっくりなのか!


がらまんデジタルクリエイティブミーティング 2050年のアートとテクノロジー 僕らの未来は、はてななのか?びっくりなのか!

がらまんデジタルクリエイティブミーティング 2050年のアートとテクノロジー
スピーカー 土佐信道(明和電機)
ファシリテーター タグチヒトシ(GRINDER-MAN)

僕らの未来は、はてななのか?びっくりなのか!

めまぐるしく変わる世界で、2050年のわたしたちは、なにを見てどこへ向かっているのでしょうか。いま注目を集めるアートとテクノロジーの相互作用には、これからの未来を考えるヒントが見え隠れしています。30年先を考える第1回目は、多様なジャンルを越境して活動する芸術ユニット「明和電機」代表の土佐信道さんをスピーカーにお呼びします。

日本の高度経済成長を支えた中小企業のスタイルで、展覧会やライブパフォーマンスによる作品発表のみならず、マスプロダクツのヒットを飛ばすなど国内そして海外で自在に活動している土佐信道さん。およそ30年前の1990年代前半に、土佐信道さんは実在した父親の会社である明和電機の名前で、実兄の2人で表現活動をはじめました。土佐信道さんの30年間の軌跡をふりかえり、ゼロからイチを生みだすアートと、手段や道具としてのテクノロジーとの関係をひも解きながら、 30年後である2050年のわたしたちの世界に思いを巡らせます。

プログラム

観る 13:00〜13:45
明和電機のライブパフォーマンスを観覧する。作品を「製品」ライブを「製品デモンストレーション」ってどういうこと? 心の扉はオープンに!

 
聴く 14:00〜15:30
アートからエンターテイメントまで縦横無尽に活動する起点はどこにあるのでしょうか。土佐信道さんのこれまでの30年、そしてこれからの展望を聴く。

 
 
話す
15:45〜17:00
参加型ディスカッション「明和電機のスパーク一発ラジオ」をYouTubeで公開生放送。インターネットからのお便りに答えながら会場の皆さんと一緒にテーマを掘り下げていきます。ユニークな発想と小粋なトークをどうぞお楽しみに!
がらまんホールYouTubeチャンネル 公開生放送はこちらからhttps://youtu.be/UwkaicAwFEI
☆皆さまからのお便りをTwitterで募集します
イベント当日に公開生放送する「明和電機のスパーク一発ラジオ」。ラジオ番組風にディスカッションするコーナーテーマについて、土佐信道さんのTwitterにて、皆さまからのお便りをひろく募集します。投稿テーマは8月上旬に発表予定。どうぞ奮ってご参加ください。
明和電機@MaywaDenki

 

詳細

■日時 2022年8月28日(日) 13:00〜17:00
■会場 宜野座文化センターがらまんホール
(沖縄県国頭郡宜野座村宜野座314-1)
■参加費
前売 一般2500円/学生1500円
※当日各500円増
※小学生以上要チケット(未就学児は無料)

■定員
200名(予定) 自由席 ※途中入退場可能

■購入方法
①がらまんホール ウェブサイト
https://garaman.jp/ ②イープラス ※8/1発売開始
https://eplus.jp/sf/detail/3679490001-P0030001
 
主催 宜野座村文化のまちづくり事業実行委員会
お問合せ garamanhall@gmail.com

第37回(令和4年度) 新潟県JA共済小・中学生交通安全ポスターコンクール


パクパクホルダーが「第37回(令和4年度) 新潟県JA共済小・中学生交通安全ポスターコンクール」の参加賞に選ばれました!

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〇パクパクホルダーが「第37回(令和4年度) 新潟県JA共済小・中学生交通安全ポスターコンクール」の参加賞に選ばれました!

※参加賞は新潟県のみです。カラーは指定できません。

 
※キャンペーンのURL

https://ja-kyosai-niigata-poster-contest.com/

店員募集のお知らせ


明和電機ミュージックマシン店店員募集のお知らせ

 
明和電機が秋葉原に新しく作る楽器店「明和電機ミュージックマシン店」のアルバイトスタッフを募集します。
普通の楽器は売っていない面白いショップを目指しています。電気や工作が好きで、かつ楽器も好きな方、ご応募よろしくお願いします。

明和電機代表取締役社長 土佐信道

■詳細
勤務地:ラジオデパート
勤務内容:販売、生産、発送作業など
勤務時間:12時から18時(相談可)
時給:1050円
交通費:支給(上限あり)

希望される方は履歴書をmail@maywadenki.comまでお送りください。
件名は「MMMバイト募集」
応募締め切りは7月15日(金)2,3日以内にご連絡いたします。

北翔大学芸術学科特別講義


北翔大学芸術学科特別講義に登壇します

■日時:2022年7月30日(土)14:30~16:00
■会場:北翔大学札幌円山キャンパス 多目的ホール
■参加費:無料
■定員:150名
■申し込み:https://forms.office.com/r/FP7UcEmgN1