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明和電機の「梱包箱」展
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明和電機の「梱包箱」展
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明和電機が12月2日(火)から「箱」をテーマにした「明和電機の『梱包箱』展」を開催します。
また、シンポジウム、そしてライブコンサートを同時開催します。
場所は明和電機が誕生した筑波大学です。
◆なぜ梱包箱?
アート作品を制作したとき必ず必要になるのが「梱包箱」です。この箱がなければアート作品はアトリエから外に出せず、展示することも、売ることもできません。また、未来に向けて作品を保存することもできません。明和電機は「マスプロ芸術」によって、これまで30年の間に制作したアート作品をすべて所有しています。それらを使い国内外で多数の展覧会を行うとき「梱包箱」は重要な要素です。また、2025年に行った「全国47都道府県ひとりコンサート 明和電機★UMEツアー2025」では、楽器の梱包箱をいかにコンパクトにして車で運ぶかが成功の鍵でした。そのほか、梱包の効率をあげるための箱型のオモチャや楽器も多数制作しています。
こうした梱包箱にまつわる作業の背景には、近年明和電機が取り組んでいる「コンテナ」という芸術テーマがあります。それは単なる梱包箱を超えて、自身の存在を箱という概念で再構築しようとする制作活動です。
「明和電機の『梱包箱』」展では、明和電機の梱包技術を紹介しつつ、その背景にある「箱」という芸術テーマに、スポットを当てます。
展覧会情報
三つの会場で展覧会を同時開催します。「ライブコンサートと梱包箱」
会期:2025年12月2日(火)〜2026年1月29日(木)9:00-17:00
場所:大学会館アートスペース 入場無料
土日祝休館 ただし12月20日(土)、21日(日)は開館
全国ひとりコンサートにむけて開発された「UME BOX」を中心に明和電機のライブコンサートに関する梱包箱を紹介します。
「明和電機の箱型トイの世界」
会期:12月15日(月)~12月25日(木)9:00-17:00
場所:筑波大学 アートギャラリー T+(ティータス) 入場無料
土日祝休館 ただし12月20日(土)、21日(日)は開館
「スシビート」や「文庫楽器」など、明和電機が開発した箱型のオモチャの
プロトタイプや、さまざまな梱包箱を紹介します。
「展覧会と梱包箱」
会期:12月15日(月)~12月25日(木)9:00-17:00
筑波大学総合研究棟D棟 1Fギャラリー 入場無料
土日祝休館 ただし12月20日(土)、21日(日)は開館
明和電機が開発した「ディスプレイ式コンテナ」の展示を中心に、展覧会におけるさまざまな梱包箱と什器の工夫を紹介します。
【行き方】①秋葉原から「つくばエクスプレス」に乗って「つくば駅」へ
②駅に隣接するバスターミナル「つくばセンター」の6番乗り場へ
③「筑波大学循環(右回り)」に乗り、「筑波大学会館前」または「筑波大学西」で下車。
関連企画
シンポジウム「コンテナの世界」~物流・情報・芸術から見る“箱”~とき: 2025年12月21日(日)14:00〜15:30
会場: 筑波大学 大学会館ホール 入場無料
物流を変えた「コンテナ」、クラウドを支える「仮想コンテナ」、芸術を巡回させる「展示コンテナ」。異なる三分野—社会工学・情報工学・芸術—の研究者とアーティストが、“環境を運ぶしくみ”をテーマに語り合う学際シンポジウムです。
登壇:土佐信道(明和電機)
岡本直久(筑波大学システム情報系 教授)
新城靖(筑波大学システム情報系 准教授)

明和電機ライブコンサートin筑波大学
とき: 2025年12月21日(日)16:00〜17:30
会場: 筑波大学 大学会館ホール 入場無料 予約制
*予約ページは準備中です。12月1日に予約開始予定です。
今年行った「全国47都道府県ひとりコンサート 明和電機★UMEツアー2025」のライブコンサートを再演。コンパクトにした電動楽器を詰め込んだ梱包箱「UME BOX」が大活躍する愉快なステージです。
