オーストリアに到着

アルスエレクトロニカのため、オーストリアに到着しました。

空港から書き込んでます。

アルスエレクトロニカは、国際的なメディアアートのフェスティバルで、

2003年に、明和電機は、インタラクティブアート部門で、準グランプリを

頂きました。

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ことしは明和電機でもかつて工員さんとして大活躍した鈴木ユーリ君が受賞!!

やったね!

明日から、いろいろとイベントをレポートしていきたいと思います。

ではでは!

乗り継ぎの飛行機に乗ります!

急げ!!

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工場直売!という 実験

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本日、無事に「明和電機 WAHHA GO GO 開発スケッチ展」

を終了することができました。最後のトークショーも、雨の中、たくさんの方に

ご来場いただき、ありがとうございました。

スケッチは20枚も売れました!!やった!!

購入していただいたみなさま、ありがとうございます!

今回は、実験をしました

①「工場直売」ということで、中間業者を通さず、絵を売る

②告知は「手紙、ちらし、ネット」という、自己発信のメディアを活用

です。

これは、いままでの明和電機の商売からすると、かなりちがっています。

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上図は、明和電機の商売を、図にしたものです。

明和電機の特長は、

「作品は売らず、そのアイデアをもとに、
 外部メーカーと組んで大量の

 マスプロダクト

 を作り、

 それを、外部のプロモーション会社と組んで

 マスプロモーション

 していく」

という点にあります。

マスプロダクトにマスプロモーション。ふたつあわせて「マスプロ」が

明和電機の特長です。つまり、マスプロ芸術家なのです。

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それに対し、上図は、一般的な芸術家です。

画商さんが、芸術家から作品をあずかり、額をつけ、画廊にかざり、

付加価値をつけて、コレクターに売っていくという図です。

明和電機は、のっけから、この方法をとってきませんでした。

美術の流通ということに対して、アバンギャルドになってみようと思ったからです。

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上図は、さらにシンプルな、芸術の流通の図です。

芸術家が、自分が作ったものを、自分のアトリエに人を呼んで買ってもらう。

これはまさに、「鯛焼き屋さん」といっしょです。

このシンプルな流通を、今回「開発ドローイング展」ではやってみました。

なぜこれが今回できたか?というと

やはり、インターネットの情報配信のおかげです。

明和電機がデビューした15年前には、こんなダイレクトなメディアは存在

しませんでした。

本当に面白い時代になってきました。

芸術家の商売の仕方も、どんどん変わっていくでしょう。

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そのあたりを明和電機なりに分析して、「マスプロ芸術」について本にしたら

おもしろかろう・・・・と思い、表紙だけ作ってみました。

いつか出版したいですね。

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骨展、アトリエスケッチ展、いよいよ明日 千秋楽!!

 

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本日は、しっかりシラフでブログを書かさせていただきます。
昨日は、失礼しました。

さて、いよいよ明日は、骨展およびアトリエ展の最終日です。

土曜日ということもあり、今日はたくさんの方がアトリエにご来場いただきました。

これまで、明和電機のアトリ工は、オープンにしていませんでした。
いわば秘密基地。なので、今回、地元の方で、近所に明和電機の作業場が
あったことを始めて知った方が多いのです。

そういうみなさんが、チャリにのって、アトリ工にいらっしゃるのが
面白い。ジャスコに買い物にきたみたいに。

さて、明日は、6時からトークショーを行います。
酒、持ち込み可!です。

お暇な方はぜひ

「骨展」

をごらんになった後、アトリ工にご来場ください!!!
























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ブログの敵、それは 酒。

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スケッチ展で、夜で、風がきもちよくて、外で飲んだら、酔った。

だいたいねー、飲酒運転ってあるじゃん。

あれといっしょっでねー、酒飲んだら、ブログ、書けんでしょ。

だいたい、キーボードのボタン数、おおすぎるっしょ。

酔っ払いには。

酔ったよ。すきっ腹にビール飲んだら。ぐらぐらですよ。

でもがんばって、ブログ書いてるんすよ。

イラストもね。線画でかんべんですよ。

コピックで、色、塗る、無理っす。

線で囲まれた中、酔っ払いが色を塗るの

むりっす!

むりっす!

むりっす!

むりっす!

あーーーーーーー、ループにはいってもた。

すんません。

これぐらいにさせてください。

ボタン多いの無理っす。

キーボード。

よっぱらいには。

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社長、スケッチを熱く語るトークショー、緊急決定!!

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スケッチ展の会場にいると、いろんな人に、

「このスケッチは、どういう気持ちのときに描いたのですか?」

という質問をよく受けます。

たしかに102枚の開発スケッチは、時間軸にならんだ絵巻物なので、

その中にこめられた、モノ作りの熱きドラマを、みなさん知りたいのでしょう。

わーった。

わかりましたよ。

社長の心の熱き思いを、語りますよ。

どんだけ、このマシンを作るのに、どろどろの思い入れがあったか、

もーね、男心で語らせてもらいますよ。

ということでございまして、アトリエ開発スケッチ展の最終日、イベントやります。

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タイトル「明和電機社長、 WAHHA GO GO のスケッチを、熱く語たる!!」

日時 8月30日 PM6:00~
場所 明和電機 アトリエ 

*酒、持ち込み可!! というか、酔ってからくるよーに。
 武蔵小山にはいい店あり

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 わたくし社長、次の日からオーストリアへ飛び立ちます。

二日酔い覚悟で!

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三歳児に、スケッチを酷評される、社長

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明和電機  WAHHA GO GO 開発スケッチ展も、今日で、ちょうど折り返し地点。

いろんな人がアトリエにいらっしゃいます。

そんな中で、僕の絵を明確に批評してくださった、三歳児がいました。

YouTube: ちびっ子絵の批評

すごいな。

僕に見えてないものが、彼には見えているのだろう。

子供は面白いな。

子供と向き合うとき、いつも 「負けないよ」と、闘争心が燃えるのはなぜか。

自分が子供レベルだからか?

このちびっ子、お母さんと、いろんなアートを見てまわっているそうです。

ブログはこちら

いい趣味ですねー。

おまけ。

WAHHA GO GO  のモノマネをしてくれました。
















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たて軸とよこ軸

芸術家は、年齢ごとに、表現を変えていきます。
ピカソであれば、青の時代や古典の時代など。
明和電機では、それは、魚器やツクバといった、シリーズになります。
ただし、明和の場合、シリーズのカテゴライズが、がっちりしてるので、ピカソのように、スタイルが時間にそって、たて軸につながるのではなく、並列に横軸に並んでいきます。
まるで、皿回し師が、皿を増やしていくように、作業は増えていくので、大変です。
昨晩のイベントでは、そのカテゴライズの壁を越えて、声というテーマで、たて軸でズドンと、自分が作ったものを眺めてみました。
以外と、新しいと思っていた作品イメージが、実は以前に登場してたり。
発見がいろいろ。
スケッチをすべてデジタルデータにできたから可能になった考察でした。
次は、Edelweissで、やってみたです。

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やってもた。ブリリア「A4サイズの脳」。

今日はブリリア・ショートショートシアター「A4サイズの脳」のイベントでした。

たくさんの方にご来場いただき、本当にありがとうございました。

演者としては、最近、予定調和になりがちな明和電機のイベントを
崩すことができた点は、よかったのですが、

観客のみなさま、とりわけ、始めて明和電機のイベントを見た方には、
わけがからないものになってしまったことを反省しています。

人は演出されたものに感動をするので、そこへ向かうべきだったのですが、
どこかで、土佐信道のいつもの、バランスをとろうとする感覚に
反発が出てしまいました。

「そんな個人的な葛藤、ショーの前に終わらせとけよ」

という話なのですが、本番まで持ち込んでしまいました。
大変申し訳ありません。

次回のイベントでは、今日の反省をふまえ、より面白い構造を作りたいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。

 

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商品のネーミングって、ほんと、大事です

「明和電機さんの作るものの名前って、おもしろいですね」

とよく言われます。

もーね。

そこは、練りに練ります。

よく公募展とか見にいくと、作品で、「無題」というのがあります。

「なんで作品名をつけないんですか?」

って質問すると、

「わたしは作品で勝負している。作品を見てもらえばすべて伝わる。
 名前も、作品を縛るので、あえて無題とした。それが誠実なのだ。」

とか答えたりする人がいる。

こらこらー。ちゃうでしょう。
誠実なのは、

「作品と等価の言葉を、私たちの生きている世界の中から見つけてあげること」

でしょう。
言葉は少なすぎても、多すぎてもいけない。
ぴったりの言葉をみつけてあげる努力をする。
それが、自分が作った作品に対する、誠実さだと思います。

だって、自分の子供に「無題」ってつけないでしょ!!

で、オタマトーンの話。

このネーミングは、かなり悩みました。

最初に「オタマ」という名前がぴったり!ということになったんですが、

すでに、商標をとられて、使えないことが判明。

さあ、こまった。

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それで、別案をいろいろ考えました。
「オンプー」「オタマジャクソン(これは、やばかった)」「プーニー」とか。

で、その中で、一瞬、これだ!と自分の中で決まりかけたのが、

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「オターマ」。

アメリカ市場をねらうなら、これしかないだろうと。

上図は、南アフリカに向かう飛行機の中で描いたスケッチです。

ぜんぜん似てないな、オバマさん。

でも、帰国して調べたら、「オターマ」も、商標をとっている「オタマ」に
似ているので、ひっかかるらしい。

さあこまった、とおもったときに、素直にひらめいたのが、

「オタマトーン」

エレクトーンのノリですね。

意外に、気がつかなかった、ほんと、素直な名前です。

大切なものは、案外身近にある、ということ発見した、ネーミングでした。

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